映画『モアナと伝説の海』のあらすじ・ストーリー紹介
モトゥヌイに住む16歳の少女・モアナは海に憧れていましたが、父親である村長から島から出ることを禁じられていました。
しかし、村に危機が迫ったことから、村人たちを救うために、伝説の半神半人マウイと共に冒険に出ることになります。
彼らは様々な怪物と戦い絆を育みながら、やがてテ・フィティの元へ辿り着きます。テ・フィティの心を返すと、世界は自然と平和を取り戻します。
映画『モアナと伝説の海』のキャラクター・キャスト
- モアナ:本作の主人公。モトゥヌイの村長の娘。
- マウイ:釣り針で思うままに姿を変える半神半人。ティ・フィティの心を盗んだ。
- テ・フィティ:母なる女神。
- トゥイ:モアナのお父さん。モアナが海に出ることを禁じている。
- シーナ:モアナのお母さん。
- タラおばあちゃん:モアナの祖母。
- プア:子豚(ぶた)。モアナのペット。
- ヘイヘイ:ニワトリ。モアナと旅を共にする。
- タマトア:海底で暮らすカニの怪物。キラキラしたものを集めている。
映画『モアナと伝説の海』の主題歌
主題歌:『どこまでも ~How Far I’ll Go~』(屋比久知奈)
マウイが変身できない理由:ネタバレ考察
マウイが変身できない理由は、自信がないからだと思います。
なぜかというと、魔法を使えるようになったきっかけが自信をもてたからだからです。
マウイは「自分が“マウイ”になれたのは、釣り針のお陰」だと思っていました。
しかし重要なのは、「神から釣り針を与えられるに値した存在」であることなのです。
人間も同じですが、例え能力があっても自信がなければうまくいきません。
マウイは半分人間ですから、心の状態が変身魔法の能力に影響するのだと思われます。
なぜ?マウイが海に捨てられた理由:ネタバレ考察
マウイが捨てられた理由は、未熟児・または障害があったから。
「役に立たない」という母親のセリフがヒントとなっています。
「親は、おれをひと目見て“こんな子は要らない”そう思ったんだろうな。それで海に捨てたんだ。なんの役にも立たないって」
引用元:映画『モアナと伝説の海』│Disney
ポリネシア神話によれば、マウイは「兄弟と比べ釣りが苦手だった」とあります。
この神話からインスピレーションを得ていたとすれば、釣りができないような身体だったと予想できます。
「役に立たないから=仕事ができない」ということは、未熟児・または何かしらの障害があったと考えるのが妥当かと思われます。
ひどく傷ついたマウイは、人間を恨むのではなく「誰かの役に立ちたい」と願いました。
そのような素晴らしい気持ちが神に認められたのでしょう。
モアナはなぜ海に選ばれたのか:ネタバレ考察
モアナが海に選ばれたのは、正しい心があったから。
正しい心とは、純粋な心です。私欲よりも誰かの助けになろうする心です。
モアナは、綺麗な貝を拾うのを諦め、亀が干からびることなく海へ戻れることを優先しました。
海は、そのお礼かと言わんばかりに貝をいくつもよこしました。
このエピソードから、モアナが海に憧れ勇敢だったというのもありそうですが、「正しい心」というのが一番大きいのかなと思います。
マウイのモデルは?
「マウイ」のモデルは、ポリネシア神話に登場する半神半人の英雄です。
『モアナと伝説の海』に登場するマウイの外見は、ドウェイン・ジョンソン(マウイ役の声優)の祖父がモデルにされたようです。
マウイの前進にあるタトゥーが印象的ですが、これはポリネシアの実際のタトゥーを熱心に調べたことがインタビューで明かされています。
マウイはダウン症なのか?
マウイはダウン症ではないと思います。
調べてみたところ、公式からそのような説明はありません。
因みに、ドウェイン・ジョンソンの祖父にも、ダウン症の特徴はみられません。
マウイの実写版でもダウン症の俳優さんが抜擢されていないことから、ダウン症が事実である可能性は低いでしょう。
- 実写版『モアナと伝説の海』マウイ役:ドウェイン・ジョンソン
- 実写版『モアナと伝説の海』モアナ役:キャサリン・ラガアイア
「マウイはダウン症」という噂が出る理由としては、マウイの容姿や、母親から捨てられたというエピソードに何かしらの意味を見つけようとするためのようです。
因みに、マウイを大きな身体にデザインしたのは、モアナとの対比が流にあるそうですよ。
もしかすると、モアナが癖のない容姿なので、個性的な見た目にしたのではないかなと予想します。
もしくは、ディズニーでは「多様性」への配慮がなされているので、その一環ではないでしょうか。
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映画『モアナと伝説の海』はどこの国が舞台?
映画『モアナと伝説の海』の舞台は、「ポリネシア諸島」です。国ではありません。
ポリネシア諸島は、太平洋中央部に広がる約1,000以上の島々から成る地域で、ハワイ諸島、イースター島、ニュージーランドを結ぶエリアです。
星や風向きを利用する航海術が発達しています。
映画『モアナと伝説の海』が伝えたいこと
- 周りに惑わされず己の心に従う
- 自然の豊かさが人々に幸福をもたらす
伝えたいこと1:周りに惑わされず己の心に従う
正しい心で、正しい道を選択することの大切さだと思います。
神でさえ、心を盗まれたら魔物化してしまいます。
マウイも心の状態によって釣り針での変身能力が変化しました。
モアナは、父の反対の声を振り切り、ラストシーンでは、マウイにひどいことを言われ挫けそうになりましたが、己を見失いませんでした。
モアナのように、困難にぶち当たっても、正しい心に従うことが、成功への道を切り開けるのだと思います。
伝えたいこと2:自然の豊かさが人々に幸福をもたらす
伝えたいこと二つ目は、自然の大切さです。
文明が進化するほどに、自然(緑)は削られ、海は汚れていきます。
しかし、自然の恵みがなくなれば人間が生きていくことができません。
自然を大切にしてこそ人々が平和に暮らせるのです。
映画『モアナと伝説の海』隠れキャラ4選
- フランダー
- ベイマックス
- スヴェン
- ラルフ
1:フランダー
映画『リトル・マイメード』に登場する魚・フランダー。
40:45頃。マウイのミュージカルシーンの一部に登場。
2:ベイマックス
映画『ベイマックス』のベイマックス。
48:00頃。ココナツの怪物のなかに、ベイマックスに似た顔の個体が紛れている。
3:スヴェン
映画『アナと雪の女王』に登場するクリストフの相棒のトナカイ・スヴェン。
1:02:00頃。海底でカニの怪物と戦っている途中、マウイがスヴェンに変身する。
4:ラルフ
映画『シュガーラッシュ』に登場する大男・ラルフ。
1:45:00頃。エンドロールで、イラストが登場。
他にも隠れキャラはいるので、探してみてくださいね。
映画『モアナと伝説の海』マウイが変身できない理由&なぜ捨てられた&モアナが海に選ばれた理由などについてまとめ
今回は『モアナと伝説の海』についてまとめてみました。
- 映画『モアナと伝説の海』の主題歌は?…『どこまでも ~How Far I’ll Go~』
- マウイが変身できない理由は?…自信を持てなかったから。
- マウイが捨てられた理由は?…未熟児・または障害があったから。
- モアナはなぜ海に選ばれたのか?…正しい心があったから。
- マウイのモデルは?…ポリネシア神話に登場する半神半人の英雄・ドウェイン・ジョンソンの祖父
- マウイはダウン症?…ダウン症ではない(公式からの説明はない)。
- 映画『モアナと伝説の海』が伝えたいこと…周りに惑わされず己の心に従うこと・自然の豊かさが人々に幸福をもたらす
- 映画『モアナと伝説の海』の隠れキャラ4選…フランダー・ベイマックス・スヴェン・ラルフ
以上の考察結果となりました。
ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。