なぜマーヴェリックは、海辺のバーでペニーと再会した瞬間にあんなにも困惑したのか?
この記事では、映画『トップガン マーヴェリック』で多くの観客が抱いた「3つの謎」を徹底考察します。
- アメリアは誰の子?父親は誰なのか
- ペニーは前作のどこに登場した?2人の繋がりとは
- 前作ヒロイン・チャーリーとの別れとキャスト交代の背景
これらの真相を、公式情報と伏線から読み解いていきましょう。
※以下、ネタバレが含まれます。
【トップガン】アメリアは誰の子?

アメリア(演:リリアーナ・レイ)は、「ペニー・ベンジャミン」の娘です。
マーヴェリックとの初対面時、アメリアは「パパは新しい奥さんとハワイにいる」とはっきり答えていることから、マーヴェリックが父親である可能性は否定されました。
同時に、ペニーにはかつて結婚生活があり、現在は離婚してシングルマザーとしてアメリアを育てているという、前作(1986年)以降の彼女の歩みが凝縮された重要なシーンとなっています。
アメリアの大人びた態度も、こうした家庭環境が背景にあるのかもしれません。
ペニーは前作とのつながりは?
ペニーは「司令官の令嬢」として、“とある会話”に登場している
アメリアの母親、ペニー・ベンジャミン(演:ジェニファー・コネリー)。彼女は現在シングルマザーで、バー「Hard Deck」のオーナーとして働いています。
実はペニーは、1986年の第1作目『トップガン』に「名前だけ」で既に出演していました。
当時、問題ばかり起こしていた若きマーヴェリックに対し、スティンガー中佐が放った説教のセリフは以下です。(※映画『トップガン』の冒頭で、“スティンガー海軍中佐が、マーヴェリックとグースを叱っている”シーン)
引用元:映画『トップガン』「勝手をするにも限度がある。今までにも編隊長の資格取り消し3回。謹慎処分2回。管制塔を5回もかすめ飛び、同じことを司令官の令嬢にもやったな」(スティンガー中佐)
「ペニーか?」(グース)
(首をかしげるマーヴェリック)
「それに君の名字は海軍では汚点だ。ここまで鍛えられたのを幸運と思え。人一倍真面目にして頑張るべきだ」(スティンガー中佐)
このセリフにある「司令官の令嬢(提督の娘)」こそが、他ならぬペニー・ベンジャミンなのです。
「頭上を飛んだ」以上のヤバい意味
このセリフ、日本語吹替では少し分かりにくいですが、実は「規律を無視して司令官(提督)の娘を戦闘機に乗せてデートに連れ出した」、あるいは「上官の娘に手を出して大騒動を起こした」という、マーヴェリックの破天荒すぎる過去を示唆しています。
結論:ペニーは「マーヴェリックの元恋人」
つまり、二人は36年前に「くっついては離れる」を繰り返してきた、いわば腐れ縁の仲。
今作でマーヴェリックが彼女のバーを訪れた際の「あの気まずそうな、でも嬉しそうな顔」には、これだけの積み重ねがあったのです。
前作と本作の間に、ペニーとマーヴェリックは恋人として交際し、別れを経験しています。
本作で、元恋人同士のふたりが偶然再会した際、マーヴェリックが「おれに怒ってる?」とペニーに尋ねていることから、別れの原因はマーヴェリックにあることを予感させます。
前作から続編までの期間は謎に包まれているため、彼らが恋人として過ごしていた時間については個人の想像によるところとなります。
【トップガン】マーヴェリックとチャーリーは別れた?

マーベリックはチャーリーと破局しました。
その事実は、新ヒロイン・ペニーの登場により明らかとなりました。
その後、チャーリーはどうなった?
前作のヒロイン・チャーリーがどうなったのかは謎に包まれたまま、追及されていません。
映画『トップガン マーヴェリック』では、チャーリー(演:ケリー・マクギリス)の出演は一切なく、話題にもあがりませんでした。唯一、過去の回想で姿が映る場面がありますが、あくまで集点が当たるのはグースで、マーヴェリックがチャーリーに想いを馳せる様子はありません。
このことから、劇的な別れ方をしたという訳でもなさそうです。マーヴェリックのなかでチャーリーは既に過去の人となっていると考えられます。
前作のヒロインが不在だったことに、疑問を抱くファンは多いようです。しかし残念ながら、チャーリーのその後は明らかにされていません。
【トップガン】ヒロインがチャーリーからペニーに変更された理由
ヒロインが変更された理由について実際に語られているのは、以下の2点です。
- 「常に過去を振り返るものにはしたくなかった」から(ジョセフ・コシンスキー監督)
- 「チャーリーを演じた俳優が年齢相応に見える」から(ケリー・マクギリス)
1.「常に過去を振り返るものにはしたくなかった」から
以下は、『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督が、本作のヒロインの交代について語った真相です。
I didn’t want every storyline to always be looking backwards,(「すべてのストーリー展開が常に過去を振り返るものにはしたくなかったのです。」)
- 前作『トップガン』:過去(父の死)を振り返っている。
- 続編『トップガン マーヴェリック』:過去(親友の死)を振り返っている。
つまり、マーヴェリックが結婚せずに36年間チャーリーと交際を続けている理由づけの難しさや、一度別れたことにして、チャーリーを再登場させるとしても、過去を振り返るシーンが多くなってしまう…という理由が考えられます。
2.「チャーリーを演じた俳優が年齢相応に見える」から?
一方、チャーリー役のケリー・マクギリス氏は、情報番組『Entertainment Tonight(エンターテイメント・トゥナイト)』からの取材に対し、自身が「年相応の外見だった」ことがキャスティングされなかったひとつの要因となったと考えていることを語りました。
その後も、ケリー・マクギリス氏は母親となり活躍しています。
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まとめ:映画『トップガン マーヴェリック』アメリア・ペニーの正体について
今回は、映画『トップガン』シリーズの登場人物たちの正体やつながりついて解説しました。
- アメリアは誰の子?父親は?ペニーの子。父親は別の女性と再婚し、ハワイで暮らしている。
- ペニーの前作のつながりは?:会話の中で名前のみ登場。その後、マーヴェリックと交際・破局している。
- マーヴェリックはチャーリーと別れたの?:別れた。続編では触れられておらず、その後どうなったか作中に明言なし。
ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。