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ドラマ『笑う淑女』についてです。
原作は同名小説(中山七里著)です。”稀代の悪女”が人気のミステリー小説です。
本記事では、
「ドラマと原作の違い」
「感想」
について個人的に感じたことをまとめてご紹介しています。
もし気になるという方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。
※以下、一部ネタバレが含まれます。
【嗤う淑女】主な登場人物
- 蒲生美智留/内田理央……笑う淑女。性悪美女。コンサルタント。
- 野々宮恭子/松井玲奈……美智留の従弟。美智留のアシスタント。
【嗤う淑女】原作との違いは?
1:美智留の印象
ドラマ版「笑う淑女」の美智留(内田)のほうが強引(高圧的?)です。
例えばドラマ1話で、ターゲットの女:紗代(小島)は、恐ろしい美智留(内田)の幻覚をみたり、対話中にビビっている描写がありましたね。
一方、原作ではあくまで美智留(内田)に陶酔しているかのようです。
原作でも美智留(内田)が悪女なことには変わりないのですが、もう少し外面が良い(うまい)イメージ。
2:美智留と恭子の関係
原作小説では、恭子(松井)が美智留(内田)を慕っているという点が大きな違いとして挙げられます。
その感情といえば、友達の域を越えています。
逆にドラマ版では、美智留(内田)の矢印が恭子(松井)に向いているようですね…!
美智留、かまってちゃんみたいで可愛い!(笑)
3:各話それぞれ違いがある!
1話を例にあげますと、紗代(小島)のラスト(死に方)に違いが見られます。
2,3話を例にあげますと、ドラマ版では、娘たちが美智留(内田)にそそのかされるという展開ですが、原作小説では佳恵(青木)は警察を欺けず、捕まってしまうという違いがあります。
4:それぞれの魅力がある!
ちなみにドラマ序盤、佳恵(青木)の夫・登志雄(黒田)が物書きのような服装をしていましたね。
佳恵(青木)にズバリ言われてからは、スパッと日曜のパパ風の服装になるのも、なんだかリアル…。
こういった表現はドラマならではと思います。
美智留(内田)は美女設定ですが、視覚でその世界を味わえるのは良いですよね。
原作小説は情報量が多いですし、規制(?)がない分、いじめっ子への仕返しがひどいとか、父親との関係とか、そういった点で描写が激しめかなと思いました。
それぞれの魅力があります。
青木さやかさん、こんなに演技がお上手なのは知らなかった…!
【嗤う淑女】違いについて感想
個人的には、原作で“教祖のように相手の心を手玉にとる”ところに、美智留(内田)のカリスマ性を覚えていたので「あれ?」といった感じでした。
なぜドラマでは、美智留(内田)への恐怖心を演出したのでしょうか?
ホラーシーンを追加するため?
(確かに、深夜帯×夏ということも相まって最適です。)
恭子(松井)が前向きな共犯者でいるより、視聴者に近いポジションとなったので見やすかったと思います。
(嗤う淑女=美智留(内田)なので。原作では学生時代からストーリーが始まるので問題ありません)
松井玲奈さんは善人役が合っているし、内田理央さんは美しいのでそれぞれハマり役だと思いました。
嗤う淑女は大人気!シリーズ化!―読む順番は?
『嗤う淑女』は人気作品で、シリーズ化しています。
全3作品。
読む順番は、「嗤う淑女」「ふたたび嗤う淑女」「嗤う淑女 二人」です。
ドラマが気に入った方は、きっと小説も気に入るはず。
ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
1:『嗤う淑女』中山七里著
あらすじ・ストーリー紹介
徹夜確実!
女神なのか、悪魔なのか――
最恐悪女度no.1小説、待望の文庫化。
中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は
従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。
美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、
それが地獄の始まりだった――。
名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は
老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。
連続する悲劇の先に待つものは?
史上最恐の悪女ミステリー。
漫画家・松田洋子氏による文庫版限定「あとがき漫画」収録!引用元:実業之日本社オフィシャルサイト
2:『ふたたび嗤う淑女』中山七里著
あらすじ・ストーリー紹介
この悪女、制御不能!
シリーズ累計12万部突破の大ヒット作、待望の文庫化!巧みな話術で唆し、餌食となった者の人生を狂わせる――
稀代の悪女・蒲生美智留が世間を震撼させた凶悪事件から三年。
「野々宮恭子」と名乗る美貌の投資アドバイザーが現れた。
国会議員・柳井耕一郎の資金団体で事務局長を務める藤沢優美は、
恭子の指南を受け、不正運用に手を染めるが……
金と欲望にまみれた人々を弄ぶ恭子の目的とは!?
どんでん返しの帝王が放つ、戦慄のミステリー!
人気漫画家・松田洋子氏による、文庫版限定「あとがき漫画」も、
シリーズ第1作『嗤う淑女』につづけて、ふたたび収録!引用元:実業之日本社オフィシャルサイト
3:『嗤う淑女 二人』中山七里著
あらすじ・ストーリー紹介
高級ホテルの宴会場で17名の毒殺事件が発生。犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一の手には〈1〉と記された紙片が。そして現場映像を解析した結果、衝撃の事実が判明する。世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。
大型バス爆破、中学校舎放火殺人と、凶悪事件が続発。犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、犠牲者は49人を数えるのだった……。巻末には、人気漫画家・松田洋子氏による、当シリーズ恒例の文庫版限定あとがき漫画「嗤う女神 二柱」も収録。合わせてお楽しみください!
引用元:実業之日本社オフィシャルサイト
【嗤う淑女】ドラマと原作の違い・読む順番についてまとめ
今回はドラマ『笑う淑女』の原作との違いについてまとめてみました。
原作との違いについて、
- 美智留の印象が違う
- 美智留と恭子の関係が違う
- 各話に違いが見られる
- それぞれの良さがある
という結果となりました。
こんな美しい悪女は見たことないですね…!
以上、ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。