『ブラックファミリア~新堂家の復讐』は、 毎週木曜深夜放送(23時59分~)のサスペンスドラマです。
9話放送終了時点で、Tver(見逃し配信サービス)お気に入り登録者数は58.7万という人気作品です。
本記事では、
「6話~10話のあらすじ」
「6話~10話の感想ネタバレ」
についてまとめていきたいと思います。
【ブラックファミリア】主なキャスト
新藤家
- 新堂一葉(板谷由夏)…妻。早乙女家の家政婦。
- 新堂航輔(山中崇)…夫。ヘアメイク師。
- 五十嵐優磨(森崎ウィン)…一葉の弟。韓国人を装う。
- 新堂沙奈(渡邉理佐)…長女。記者。
- 新堂梨里杏(星乃夢奈)…次女。他界している。
早乙女家
- 早乙女麗美(筒井真理子)…妻。環境コメンテータ。
- 早乙女秋生(平山祐介)…夫。実業家。
- 早乙女泰造(小野武彦)…秋生の父。
- 早乙女葵(瀧七海)…長女。梨里杏の元クラスメイト。
- 早乙女倫太郎(塩野瑛久)…長男。国会議員。
その他
- 釘抜美嘉(しゅはまはるみ)…芸能事務所の社長。
- 伊志嶺和也(長妻怜央)…人気俳優。サルベージの正体。
- 稲田(中村加弥乃)…秋生の秘書。
【ブラックファミリア】6話感想ネタバレ
6話おおまかなあらすじ
※以下ネタバレを含みます。ご注意ください※
危篤状態になった早乙女泰造に確信をつかれ、動揺する一葉。また、航輔の不安と不満が爆発。
復讐をやり遂げたい一葉と、家族を守りたい航輔が対立する。
芸能事務所・釘抜美嘉社長が運営するヴィーナスオーディションは、いかがわしいパーティへの入り口となっていた。
梨里杏の死の真相を探るため、一葉、沙奈、優磨はそれぞれ危険な行動に出ようとする。
6話感想
面白い展開だと思います。
泰造が死んでも何も感じない早乙女家。梨里杏が亡くなって家族総出で復讐劇に乗り出した新藤家。二家族が真逆な存在だったということが明らかになりました。
「ギャラ飲み行ってくる」と言う沙奈を抱きしめる母親の姿に、ゾっとさせられました。
許可を出す時点で沙奈への愛はありませんから、抱きしめる行為は誤魔化すため、「ごめんね」というセリフも自分のためなのでしょう。
暴力的な思考になってきているので、一葉は既に復讐の鬼と化していますね。
沙奈の今後が心配です。航輔が盗み聞きしていますので、沙奈のあとをつけて守ってくれることを願います。
「一番大切な人を奪われたから」という葵に対して、「いちばんたいちぇつなひと?」と、こんな時にも韓国人になりきることを忘れない優磨がキュートでした。
【ブラックファミリア】7話感想ネタバレ
7話おおまかなあらすじ
※以下ネタバレを含みます。ご注意ください※
一葉は秋生の誘いに乗り、ベッドに入る。航輝が麗美を連れ止めに入ったことで、それぞれの夫婦仲が険悪になる。
航輝は一葉に愛想つかされ、復讐を止めることができずにいる。
秋生と麗美の夫婦仲は、元から冷え切っていた。
一方、沙奈は芸能事務所の社長・美嘉に近づくことに成功。面接を受け、秋生に気に入られる。
葵はパク(優馬)に会う約束をすっぽかされ、深く傷ついていた。当の優馬は気を失い、階段の下で倒れていたのだった。
7話感想
今回も面白かったです。
前回に引き続き、一葉にややイラっとしてしまう回でしたね。精神を病んでしまい、冷静ではいられないのでしょう。
沙奈が、梨里杏にプレゼントするつもりだった鞄を使っているのが切ないですね。
もしかすると倫太郎がそこまで悪人ではない可能性が出てきました。今後、沙奈と倫太郎の仲に進展があるのか注目です。
葵が「パクさんに騙された」と荒れていましたが、❝突然音信不通❞のこと。慣れない土地に来た韓国人の「事故」の可能性については考えないのか……という点は気になりました。
優馬はなぜ、葵の前に現れなかったのでしょうか?
優馬は本当は全てを打ち明けるつもりで、けれど葵に惹かれ初めていたため、出ていけなくなったのではないかと思いました。足を滑らしたのは事故・もしくは秋生に背を押されたのかなと思います。
ヴィッグを捨てていたのも、これ以上ウソをつきたくないからに思えました。
身内が亡くなっても涙は出ないのに、親友(梨里杏)を亡くしたことで涙していた葵を信用し、協力をお願いするつもりだったのかなと思います。
このまま命を落としてしまうことはないでほしいですね。
【ブラックファミリア】8話感想ネタバレ
8話おおまかなあらすじ
※以下ネタバレを含みます。ご注意ください※
その後、優馬は病院にいた。ショックを受ける新藤家。
新藤家の元へ、秋生の秘書・稲田が訪ねてくる。稲田は元ヴィーナスガール(被害者)だった。
新藤家が張った罠により、早乙女家の悲惨な誕生日パーティの様子は生配信されていた。これまでの犯罪が世間に知れ渡り、追い詰められてゆく。
8話感想
早乙女家への仕返しが強烈でしたね。
社会的に辱められることは、時には死に値するくらい辛いですよね。
後ろ指を刺されない生き方をしたいものです。
こういう世界は、少なからずあるのでしょうね。
旧ジャニーズ問題で話題になったあとだったので、色々と考えさせられました。
稲田の記者会見のあとに、元ジュニアの長妻怜央さんがチラリと映ったのは、制作陣からのメッセージなのかなと感じました。
秘書役の中村加弥乃さんの髪型が変わるだけで、本当に幼く見えたので驚きました(オーディション映像)。
前髪がある方が幼く見えるっていいますよね。
おでこが隠れて、顔が丸く見えるからだと言われています(童顔)。
個人的に、幼い子に前髪がある子が多いというのもある気がしています。
次回、死の真相が明らかになるとのことで楽しみです!
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【ブラックファミリア】9話感想ネタバレ
9話おおまかなあらすじ
※以下ネタバレを含みます。ご注意ください※
沙奈を監禁している倫太郎。
「00時まで娘の居場所をつきとめなければ、生配信して沙奈の裸を晒す」と父・航輔を脅す。
一方一葉は、優馬が残した伝言を頼りに、葵の交換日記にありつく。
葵から突きつけられた真実に動揺する一葉。例の動画を流出させることを提案したのも、梨里杏を突き落とした犯人も葵だった。
その頃、麗美はサルベージに、「真犯人は麗美」だという虚偽の配信をさせる。そこには、全ての罪を被り娘を守ろうとする母の姿があった。
9話感想
衝撃の真実が判明しましたね。
非道な人間だと思っていたけれど、娘を守ろうとする母・麗美の姿にはホロリとさせられました。
葵としては梨里杏を突き落としてしまったことを、両親からちゃんと叱られたかったのかもしれませんね。
優馬を突き落としたのは本当は葵で、麗美が階段下へ突き落としていた優馬は人形かなにかでフェイク動画なのかなと思いました。
葵だけはまともだと感じていたのですが、葵も壊れてしまっていましたね。
「家族の絆なんてない」と自暴自棄になっている倫太郎と葵。
しかし、早乙女家にも家族の絆の片鱗が見えます。
今後の展開に期待です…!
【ブラックファミリア】10話(最終回)感想ネタバレ
10話(最終回)感想
※以下ネタバレを含みます。ご注意ください※
ラストの板谷由夏さんの演技が凄かったです。
一葉の復讐を終わらせたのは葵だったように思います。
もし葵が逃げたようしたら、一葉はどのような対応だったのか気になりました。
こういった「天邪鬼」に似た心理は、現実にも通じる気がします。もしそのまま葵を殺したら、犯人の言いなりになるということにもなりえますからね。
優磨を階下へ突き飛ばした防犯カメラの映像が、麗美が望むタイミングで世に出てきたのは「ご都合主義」感が否めませんでした。
葵と優磨が良い感じだったのに残念でしたが、この先その展開もあるのかなと期待を持てる終わりでしたね。
ラストの意味は?
ラストはまさかの展開でしたね。
ゾクリとしました。
一葉の最後の笑顔は二通りの意味に捉えられることができますね。「許した笑顔」と、「いつか殺してあげる」という笑顔です。後者は復習が続いているというオチですね。
包丁の刃に笑顔が反射していたので、なお不吉です。
実際あり得ないような状況ですが、梨里杏を亡くした家族にとっては、傍に葵がいることで落ち着く面もあるのかなという気がします。どんな方法でもいいから、心の穴を埋めたいのだと思います。
明るい雰囲気で朝の挨拶をしたものの、その後は無表情で食事をしているのがシュールですね。
葵がまだ未成年で擁護欲をそそるからこそ、成り立っているのかもしれません。
葵には梨里杏の分まで幸せになってほしいと感じました。
【ブラックファミリア】感想ネタバレ・ラストの意味についてまとめ
今回は、連続ドラマ『ブラックファミリア~新堂家の復讐』の6~10話(最終話)の感想ネタバレついてまとめてみました。
サスペンスドラマならではのスリルがあり楽しかったですね。
終了してしまって物足りないです。
梨里杏が生きていた世界戦など観てみたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。