映画『告白-コンフェッション』についてです。
本作は、大人気漫画『カイジ』の福本伸行による同名漫画を原作とした映画です。
筆者も早速鑑賞してまいりましたが、中々怖かったですね。
とても面白かったです。
本記事では、
「ラストの意味は?」
「原作との違いは?」
についてまとめていきたいと思います。
もし気になる方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。
以下、ネタバレを含みます。
【告白-コンフェッション】主な登場人物/キャスト
■浅井啓介/生田斗真
…本作の主人公。さゆりの追悼として定期的にリュウと登山をしている。
■リュウ・ジヨン/ヤン・イクチュン
…浅井の友人。浅井に「告白」をする。
■西田さゆり/奈緒
…登山で行方不明になってしまった女性。リュウから想いを寄せられていた。
【告白-コンフェッション】ラストの意味は?
ラストは、この物語が「リュウ・ジヨン」のものだった……という意味だと思います。
劇中、繰り広げられた争いは、浅井が罪悪感からみた悪夢でした。
現実では、ふたりのポジションが全く逆になって争ったのでしょう。
何故なら、リュウは「自主する」と打ち明けていたからです。
なので、わざわざ浅井を殺害するメリットは見当たりませんね。
恐らく口を滑らせた浅井が、リュウに追及されるままに、意図せず告白してしまったのでしょう。
たとえ「言わない」と約束されても、信じることができなかったのだと思います。
浅井は純粋じゃないからです。
ラスト、タイトルの「告白」が韓国語となっていました(「고백」※恐らく)。
つまり、映画『告白-コンフェッション』は、浅井の物語と思わせて、リュウの物語だったという意味なのだと思います。
浅井は、結果的に殺人犯で捕まることになるでしょう。
悪いことはできないものですね。
【告白-コンフェッション】原作と違う!原作との違い
次に、原作との違いについて挙げてみたいと思います。
大きく2個ありました。
まず1つ目は、リュウ・ジヨンの国籍についてです。
原作では「リュウ・ジヨン」は「石倉」という名前で、韓国人ではなく日本人です。
映画版では、主人公と国籍が変わったことで、「何を喋っているのか分からない・何してくるか分からない」というスリルが増したと思います。
あとはラストのオチについて、韓国語を入れることで説明しやすくなっていたと思います。
2つ目は、ラストが違います。
原作では「夢オチ」ではなくまた別の恐怖があります。
個人的には映画のラストの方が好みでした。
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映画『告白-コンフェッション』ラストの意味は?原作との違い!考察まとめ
今回は映画『告白-コンフェッション』についてまとめてみました。
- ラストの意味…悪夢が、逆のポジションとなって現実となった。
- 原作との違い…リュウの国籍・ラスト
という結果となりました。
登山する際には、気候やコースはもちろん、相棒選びも気をつけたいと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いだき、ありがとうございました。