映画『近畿地方のある場所について』。
まるでドキュメンタリーのようなリアルさを持つ“モキュメンタリー”作品。
近畿地方が舞台となっているこの作品ですが、ロケ地は一体どこなのでしょうか?
この記事では、映画の中で印象的なシーンが撮影された実際のロケ地についてご紹介します。
映画『近畿地方のある場所について』のロケ地ご紹介
ロケ地1.旧吹上トンネル(東京都青梅市)
旧吹上トンネルとは?
旧吹上トンネル(心霊スポット) pic.twitter.com/GiP8cs3MDl
— ヤマきん (@Yamakin0517) April 3, 2023
映画のロケ地・旧吹上トンネル(きゅうふきあげとんねる)は、戦前の昭和28年(1953年)に作られたとされる東京都青梅市にある旧道です。
現在では老朽化による安全面から通行止めとなっています。車での通行はできませんが、徒歩や自転車での散策なら可能です。
静かな山間にひっそりと佇む旧吹上トンネルの歴史を感じながら、ゆったりと歩いたりペダルを漕いだりするにはぴったりのスポットです。
一方で、この旧吹上トンネルは一部の人々の間で心霊スポットとして有名な場所でもあります。
実際に語り継がれる心霊現象
映画のロケ地・旧吹上トンネルには、数多くの怪異が報告されています。
映画の恐怖演出にも影響を与えたとされる逸話をいくつかご紹介します。
1. 白い着物姿の女性の霊が現れる

トンネル内で白い着物姿の女性の霊がいるという目撃情報が有名です。
さらに、振り返ると霊に追いかけられるという噂もあります。
心霊スポットでまじで怖かったのは吹上トンネル
— とき (@toki28nipa) July 11, 2022
旧吹上トンネルはやばい
男3人皆スニーカーやサンダルで通ったんだが、後ろからハイヒールのコツンコツンって音が追って来たんよ
勿論後ろに人はなし
そしてその後調べたらハイヒールを履いた女が追って来たっていう口コミが書いてあって死んだ😇
青梅の吹上げトンネル(旧)にて
— たいしょー🌿📦🎅🐳🏕️🔥🥃 (@ComitTokyo) July 4, 2024
丑三つ時に散策していた時に、白装束の髪の長い女性に追いかけられたなぁ
懐かしいなぁ
当時は心霊スポット巡りばかりしてたから
ありえない現象たくさんあったなぁ https://t.co/nGPVdSsUw2
旧吹上トンネルっていう東京屈指の心霊スポットに行った帰りに、何故か足が重くなって歩くスピードが他人より極端に遅くなった現象があったんだが今思うとすごく怖い
— あやつじ (@ayqtsuji) April 23, 2016
2. 手形が浮かび上がる現象

ある夏の日、肝試しに車で訪れた若者たちが、トンネル内を通って帰宅。
すると、車窓に複数の手形が浮かんでいたという話がネットでも拡散され、写真付きで報告されたこともあります。
青梅にある吹上トンネルってとこが
— Shun Kano (@__shuuun__) July 11, 2016
ちょーやばいって店長がいってた
車でいったらいったらつけたかわからない手形がついててこすってもおちなかったんだって
吹上トンネルはマジでやばい
— Mr.BEROSU🤓 (@BE_ROSU) December 2, 2013
知り合いが吹上トンネルに面白半分で行ったらめっちゃ車叩かれて家帰ってみたら血の手形いっぱいついてて着信止まらなくて固定電話だったから場所検索したら吹上トンネル付近でもう…
現役の新吹上も、車でトンネル内に入ってクラクション鳴らしながら進むとガラスに手形が付くとか言われてるらしい。
— 真実のゆた (@yutagata) December 4, 2011
3. 音声の異常録音
ビデオカメラを回すと、奇妙な呻き声や音が録音されていたという報告も。
実際、Youtuberや霊感系配信者の間でも「最恐心霊スポット」と恐れられるほど、異常現象の報告が後を絶ちません。
一方、「心霊現象はない」という意見もあります。
心スポお馴染み吹上トンネルの暴行事件、地元民がそんな事(心霊現象)は全然ないって全否定してて草生える
— チョコ (@happyremix4) January 22, 2019
ロケ地2:群馬・静岡・千葉など複数地域で撮影
ほかには、
- 静岡県の国道沿いの道や住宅街
- 千葉県の廃墟
- 群馬県前橋市
にてロケを行ったことが公式から発表されています。
映画『近畿地方のある場所について』の撮影中にも、ロケ地で怪異現象が起きたそうですよ。
ただし、作品のジャンルがモキュメンタリーであることから、それも込みの演出なのか…真偽は不明です。
▶小説考察【近畿地方のある場所について】実話なのか・最後の意味は?
映画『近畿地方のある場所について』のロケ地まとめ
今回は映画『近畿地方のある場所について』のロケ地についてご紹介しました。
モキュメンタリーというジャンルにおいて、舞台のリアルさは恐怖のリアリティを左右します。
これらのロケ地が持つ圧倒的な雰囲気は、この作品の持つ“事実と虚構の境界”をさらに曖昧にしていると言えるでしょう。
ご参考になりましたら幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。