『変な家』みたいな本12選!【モキュメンタリーホラー】雨穴さん

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“『変な家』みたいな本”についてです。

雨穴さんのホラー小説『変な家』『変な家2』は、「読書が苦手」という人でも、あっという間に読めてしまう読みやすさ・面白さが話題です。

これを機に「モキュメンタリーホラー」というジャンルに目覚める人たちが続出です。

「『変な絵』みたいな本はある?」
「モキュメンタリーホラー小説が気になる!」

読者としては、気になるところですよね。
ということで、早速まとめていきたいと思います。

もしご興味がある方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。

本の内容紹介や試し読みなどで、
気に入ったものから手に取ってみてくださいね。

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モキュメンタリーとは

エンターテインメントのジャンルの1つです。
あたかも実話かのように、読者を楽しませる手法です。

『変な家』みたいな本12選!(発行日順)

1:ついてくるもの

作者:三津田信三(みつだしんぞう)
初版発行:2012年9月

実話怪談の姿をした七つの怪異譚が、あなたを戦慄の世界へ連れていく。薄気味の悪い男が語る夜毎の恐怖(「夢の家」)、廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と……(「ついてくるもの」)、同居人の部屋から聞こえる無気味な物音の正体は……(「ルームシェアの怪」)。“取り憑かれる”ホラー短編集。

いつのまにか……恐ろしい何かに取り囲まれる。
厳選の三津田信三恐怖譚降臨! ホラー短篇集。表題作ほか6編を収録。

実話怪談の姿をした七つの怪異譚が、あなたを戦慄の世界へ連れていく。薄気味の悪い男が語る夜毎の恐怖(「夢の家」)、廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と……(「ついてくるもの」)、同居人の部屋から聞こえる無気味な物音の正体は……(「ルームシェアの怪」)。“取り憑かれる”ホラー短編集。

講談社BOOK倶楽部
  • ホラー短編集7編
     (夢の家、ついてくるもの、ルームシェアの怪、祝儀絵、八幡藪知らず、裏の家の子供、百物語憑け)

2:出版禁止

作者:長江俊和(ながえとしかず)
初版発行:2014年8月~

著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。

新潮社
  • シリーズ化している(掲載禁止、放送禁止、検索禁止、出版禁止 死刑囚の歌、恋愛禁止、出版禁止 いやしの村滞在記、掲載禁止 撮影現場)

【記事】『出版禁止』の考察はこちらからどうぞ。

3:怪談のテープ起こし

作者:三津田信三(みつだしんぞう)
初版発行:2016年7月

「自殺する間際に、家族や友人や世間に向けて、カセットテープにメッセージを吹き込む人が、たまにいる。それを集めて原稿に起こせればと、俺は考えている」。
作家になる前の編集者時代、三津田信三は、ライターの吉柳から面白い企画を提案された。ところが突然、吉柳は失踪し、三津田のもとに三人分のテープ起こし原稿が届く。死ぬ間際の人間の声が聞こえる――<死人のテープ起こし>。
自殺する者は何を語るのか。老人の、夢とも現実ともつかぬ不気味な昔話の真相は。怪女「黄雨女」とは一体――。全六編、戦慄のテープ起こしがいま、始まる。

集英社

4:東京二十三区女

作者:長江俊和(ながえとしかず)
初版発行:2016年9月

ライターの原田璃々子は、二十三区のルポを書くため、いわくつきの場所を巡っていた。自殺の名所と呼ばれる団地、怨念渦巻く縁切り神社、心霊写真が撮れた埋立地、事故が多発する刑場跡……。後ろ暗い東京の噂を取材する璃々子だったが、本当の目的は、同行する民俗学講師・島野の秘密を探ることだった。心霊より人の心が怖い、裏東京散歩ミステリ。

幻冬舎

5:東京二十三区女 あの女は誰?

「東京の隠された怪異」の取材で二十三区の都市伝説の現場を巡るライターの原田璃々子。霊を信じない先輩・島野と取材を続けるが起こるのは奇妙なことばかり。”池袋の女”のポルターガイスト伝説、東向島の”迷路”に消えた小説家、願いを叶える「立石様」の奇跡……。そして「将門の首塚」の取材中、
璃々子は二十三区最大の禁忌に触れ――。

幻冬舎
  • 『あの女は誰?』の続編。

6:いけない

作者:道尾秀介(みちおしゅうすけ)
初版発行:2019年7月

★ラスト1ページですべてがひっくり返る。
 話題の超絶ミステリがついに文庫化!

各章の最後のページに挟まれた「写真」には、
物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。
2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、
道尾秀介渾身の超絶ミステリ。

第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」
→自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。
第二章 「その話を聞かせてはいけない」
→少年が見たのは殺人現場? それとも……。
第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」
→新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か?
終 章 「街の平和を信じてはいけない」
→そして、すべての真実が明らかに……。

騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。

道尾秀介オフィシャルサイト

【記事】『いけない』の考察はこちらからどうぞ。

7:火のないところに煙は

作者:芦沢央(あしざわよう)
初版発行:2021年6月

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。忘れたいと封印し続けていた痛ましい喪失は、まさにその土地で起こったのだ。私は迷いながらも、真実を知るために過去の体験を執筆するが……。謎と恐怖が絡み合い、驚愕の結末を更新しながら、直視できない真相へと疾走する。読み終えたとき、怪異はもはや、他人事ではない――。

新潮社

【記事】『火のないところに煙は』の考察はこちらからどうぞ。

8:影踏亭の階段

作者:大島清昭 (おおしまきよあき)
初版発行:2021年8月

僕の姉は実話怪談作家だ。本名にちなんだ「呻木叫子」というふざけた筆名で、民俗学でのフィールドワークの経験を生かしたルポルタージュ形式の作品を発表している。ある日姉の自宅を訪ねた僕は、密室の中で両瞼を己の髪で縫い合わされて昏睡する姉を発見する。この怪現象は、取材中だった旅館〈K亭〉に出没する霊と関連しているのか? 調査のため〈K亭〉こと影踏亭を訪れた僕は、深夜に発生した奇妙な密室殺人の第一発見者となってしまう――第十七回ミステリーズ!新人賞受賞作ほか全四編を収録する、怪談×ミステリの最前線。

東京創元社
  • 新人賞受賞作ほか4編を収録

9:かわいそ笑

作者:梨(なし)
初版発行:2022年8月

「死んだ人のことはちゃんと可哀想にしてあげなきゃ駄目でしょう。」
一度読んだら引き返せない、怪異が侵食する恐怖のネット怪談。

インターネット上に伝わる多くの怪談。
その中に何故か特定の「あの子」が被害にあう奇妙な怪談が出回っていた。

とある掲示板のQRコード、インタビューの書き起こし、出典不明な心霊写真、匿名のメールデータ。
筆者がこれまでに収集した情報をもとに怪談を読み解く、読者参加型のホラーモキュメンタリー。
一見バラバラに見える情報から、浮かび上がってくる「ネット怪談の裏側の物語」とは。

──「もうやり直せないよ 残念でした」

‎イースト・プレス
  • オモコロ所属ライター。デビュー作。
  • 雨穴さん推薦

【記事】『かわいそ笑』の考察はこちらからどうぞ。

10:いけないⅡ

作者:道尾秀介(みちおしゅうすけ)
初版発行:2022年9月

大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。
第一章「明神の滝に祈ってはいけない」
桃花はひとり明神の滝に向かっていた。一年前に忽然と姿を消した姉・緋里花のSNS裏アカウントを、昨晩見つけたためだ。失踪する直前の投稿を見た桃花には、あの日、大切にしていた「てりべあ先生」を連れて姉が明神の滝に願い事をしに行ったとしか思えない。手がかりを求めて向かった観瀑台で桃花が出合ったのは、滝の伝説を知る人物だった。

第二章「首なし男を助けてはいけない」
夏祭りの日、少年は二人の仲間を連れて大好きな伯父さんを訪ねる。今夜、親たちに内緒で行う肝試し、その言い出しっぺであるタニユウに「どっきり」を仕掛けるため、伯父さんに協力してもらうのだ。伯父さんは三十年近くも自室にひきこもって、奇妙な「首吊り人形」を作っている。その人形を借りて、タニユウの作り話に出てきたバケモノを出現させようというのだ。

第三章「その映像を調べてはいけない」
「昨夜……息子を殺しまして」。年老いた容疑者の自白によれば、息子の暴力に耐えかねて相手を刺し殺し、遺体を橋の上から川に流したという。だが、その遺体がどこにも見つからない。必死で捜索をつづける隈島刑事は、やがてある「決定的な映像」へとたどり着く。彼は先輩刑事とともに映像を分析しはじめ——しかし、それが刑事たちの運命を大きく変えていく。

そして、書き下ろしの終章「祈りの声を繋いではいけない」
――すべての謎がつながっていく。前作を凌ぐ、驚愕のラストが待つ!

道尾秀介オフィシャルサイト
  • 連作短編集第二弾

11:変な絵

作者:雨穴(うけつ)
初版発行:2022年10月

あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。 いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー! ※前作『変な家』の“キーマン”栗原も登場! ※購入者「全員特典」として、雨穴による第一章「風に立つ女の絵」オモコワ朗読動画(62分)つき!

双葉社
  • 『変な家』に続く2作目。

【記事】『変な絵』の考察はこちらからどうぞ。

12:近畿地方のある場所について

作者:背筋(せすじ)
初版発行:2023年8月

近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。

KADOKAWAオフィシャルサイト
  • デビュー作

【記事】『近畿地方のある場所について』の考察はこちらからどうぞ。

DMMブックス
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『変な家』みたいな本12選!(モキュメンタリーホラー)まとめ

今回は“『変な家』みたいな本”についてまとめてご紹介してみました。

“変な家みたいな本”12選は、

  1. ついてくるもの/三津田信三
  2. 出版禁止シリーズ/長江俊和
  3. 怪談のテープ起こし/三津田信三
  4. 東京二十三区女/長江俊和
  5. 東京二十三区女 あの女は誰?/長江俊和
  6. いけない/道夫秀介
  7. 火のないところに煙は/芦沢央
  8. 影踏亭の階段/大島清照
  9. かわいそ笑/梨
  10. いけないⅡ/道夫秀介
  11. 変な絵/雨穴
  12. 近畿地方のある場所について/背筋

という結果となりました。

ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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