怪盗グルーのミニオン大脱走のその後は?どっちがボス?考察&ネタバレ感想

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今回は映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』についてです。

本作は怪盗グルーのシリーズ第3弾。2017年に公開されました。

第1弾は『怪盗グルーの月泥棒(2010年)』、第2弾は『怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年)』となっています。

幅広い世代から愛されている、大人気シリーズです。

スピンオフ作品には『ミニオンズ(2015年)』、『ミニオンズ フィーバー(2022年)』があります。

本記事では、

  • ミニオン大脱走のその後
  • グルーとドルー、どっちがミニオンたちのボスになったのか

について考察し、ご紹介していきます。

その後について気になった方は、ぜひご覧くださいませ。

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【怪盗グルーのミニオン大脱走】作品情報

作品名『怪盗グルーのミニオン大脱走』
公開日2017/07/21
制作国アメリカ
上映時間90分(1時間30分)
監督カイル・バルダ、ピエール・コフィン
制作スタッフクリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー、クリス・ルノー、シンコ・ポール、ケン・ダウリオ、ファレル・ウィリアムスほか
キャストスティーヴ・カレル、トレイ・パーカー、ネーヴ・シャレル、クリステン・ウィグ、ミランダ・コスグローヴ、デイナ・ゲイアーほか
笑福亭鶴瓶、松山ケンイチ、生瀬勝久、中島美嘉、芦田愛菜、須藤祐実、矢島晶子ほか
(映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』作品情報)

【怪盗グルーのミニオン大脱走】ストーリー

1980年代、最高の子役として人気を博していたバルタザール・ブラット。

その後、成長期のせいで主演番組がシーズン3で打ち切りになる。努力虚しくハリウッドから追放される。その後、子役で演じていた通りの悪党になってしまう。

一方、悪党から足を洗ってとなって捜査官となっていたグルー。寸でのところでバルタザール・ブラットを逃してしまう。そのせいで夫婦ともども仕事をクビになる。

ミニオンたちは悪党でなくなってしまったグルーに不満を覚え、グルーの元を離れていってしまう。

さらに、グルーの生き別れの双子の兄・ドルーが現れ、一体どうなる――?!

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【怪盗グルーのミニオン大脱走】その後は?

その後は、「グルーは捜査官」「ドルーは悪党」となり双子の兄弟が戦う構図となった。

……と考察できます。

理由は単純で、本作のエンドロールでグルーとドルーが争うアニメーションが流れていたからです。

手錠を持ったグルーがドルーを追うシーンがあったことから、悪党同士の争いというよりは、捜査官と悪党の追いかけっこのような印象を受けました。

コミカルなタッチだったので、これらは単なる飾りつけかもしれないが、“物語のその後”と捉えて楽しむには十分でした。


以下、映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』から、会話文を一部引用してみます。

グルー:「悪さはナシだと言っただろ?」

ドルー:「許せ、兄弟。誰かが家の伝統を継がなきゃ。だろ?」

~盛り上がるミリオンたち~

ルーシー:「捕まえる」

グルー:「相手は兄弟だぞ。5分だけ猶予をやろう」

引用元:出典元:映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』│ユニバーサル・ピクチャーズ

少なくとも、その後5分後には夫婦そろって「悪党」を追ったことでしょう。

「最愛の相棒であり、最大の宿敵」そんな関係がスタートしそうです。

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【怪盗グルーのミニオン大脱走】グルーとドルー、どっちがボスになった?

ミニオンたちは、ドルーにつく可能性が高いと思います。

なぜなら、ミニオンたちの生きがいは「大悪党のボスにつくこと」だからです。
原始人時代から続いてきたこの性質(設定)が覆るのは考えづらいです。

その一方で、怪盗グルーシリーズのスピンオフ作品『ミニオンズ』の劇中で、ミニオンたちがグルーの幼い頃からボスとして慕っている様子が描かれていることや、

映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』の劇中でも、ミニオンたちが“グルー”を恋しがり大脱走する様子が描かれていることを考えると、ややアンバランスに思えます。

つまりは、悪党ドルーが参上したことで、

「グルーは良い父親のままでいられる」「ミニオンたちはグルーの傍にいられる」

というふたつの条件が成り立つ結末となったのではないでしょうか。

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【怪盗グルーのミニオン大脱走】感想(ネタバレ含む)

元子役が思うように売れずに荒んでいく……という設定はリアルでドキリとさせられました。実際、脚本家はこういった世界に触れることが多そうだと思ったからです。

しかし。このバルタザール・ブラット、多彩です。
「アクションスター」にも「博士」にだってなれそうです。


グルーの両親は引き取ったほうの息子を「ハズレ」とし、引き取らなかった方の息子を「アタリ」としていましたね。(色々考えさせられます。)

にも拘わらず、グルーとドルーが妬みあうことなく再会にワクワクしている姿が微笑ましかったです。
兄弟のノリで爆笑しているシーンがお気に入り!

アグネスの可愛らしさも健在でした。個人的に、彼女がユニコーンのことを語るときに“笑顔”ではなく“怒り顔”のようになるところが大好きです。

1980年代ならではの風景が取り入れられているところがひとつの見どころとなっています。


強いていうなら、映画のタイトルは『怪盗グルーのミニオン大脱走』というよりは、『怪盗グルーと怪盗ドルー』もしくは『怪盗グルーと悪党バルタザール』のほうがしっくりきます。

もし作品名を知らなかったとしたら“ミニオンの大脱走”はオマケのように感じていたことでしょう。

「ミニオンたちの脱走劇」を楽しみにした観客たちが押し寄せたのは確かです。
そういった意味でも、やはり本作は優秀だったのでしょう。

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怪盗グルーシリーズの第4弾は制作中!

最後に、怪盗グルーシリーズ(ミニオンシリーズ)の次回作について。

2017年9月の取材で、怪盗グルーシリーズの4作目が制作中であることを、クリス・メレダンドリさんが明かしています。

つまり、『怪盗グルーのミニオン大脱走』を公開した頃には、すでにその後の構想を練っていたということになります。

調べてみたところ、大作アニメには大体5年ほどかかるとのことです。
そろそろ発表していい時期かもしれません。

その際に「怪盗グルーのミニオン大脱走のその後」「ミニオンはどっちのボスについたのか」明らかになりそうです。

次回作に期待することとします。

追記:映画『怪盗グルーのミニオン超変身』、2024年7月19日に上映決定

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【怪盗グルーのミニオン大脱走】その後についてまとめ

今回は、映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』について考察してみました。

まとめると、

  • ミニオン大脱走のその後…ドルーは悪党となり、グルーは捜査員のまま
  • ミニオンはどっちのボスについたのか…ドルーについた可能性高い

という結果になりました。

引き続き、ミニオンの生きざまを楽しみに見守りたいと思います。
ご参考になりましたら幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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