映画「トップガン マーヴェリック」なぜ敵機に日本の日の丸?敵国の正体は?

「あの敵機のマーク、もしかして日の丸……?」

映画『トップガン マーヴェリック』を観ていて、誰もが一度は抱くこの違和感。最強の敵として立ちはだかる「第5世代戦闘機」の正体は、本当に日本なのか、それとも別の国なのか。

劇中に散りばめられたヒントから、制作陣が隠した「敵国の真実」と、モデルとなった国の正体を徹底的に解明します。

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映画『トップガン マーヴェリック』の敵機に日の丸はない

敵国は日本ではありません。

遠目では、敵機の翼のシンボルが「赤い日の丸(日本国旗)」に見えますが、実際に描かれているのは「赤い鳥」です

以下の画像は、本作の敵機です。(素敵な模型の画像をお借りしました。)



「敵国は日本なの…?」

そう噂になる理由は、『トップガン マーヴェリック』に登場の第5世代戦闘機の翼のデザインが、速度を出して飛行することによって、遠目だと“赤い日の丸(日本国旗)”に見えるからです。

しかし、敵機に実際に描かれている模様は、“赤い鳥”のシンボルなため、『トップガン マーヴェリック』に登場する敵機の所有国は日本ではないことが分かりました。

…そこでなぜ、敢えて赤いシンボルにしたのでしょうか?

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敵機の赤い鳥の由来は「赤い星」

敵機の赤い鳥のシンボルは、ロシア空軍の戦闘機「Su-57」の赤い星から着想を得た―と考えられます。

以下の画像はロシア空軍の戦闘機「Su-57」です。
映画『トップガン マーヴェリック』の敵機のデザインとよく似ています。


ロシア空軍の戦闘機Su-57
出典元:「スホーイ設計局、054、スホーイ Su-57」 by アンナ・ズベレワはCC BY-SA 2.0のライセンスで提供されています。写真は [Wikimedia Commons]

Su-57の翼に赤い星のシンボルがあり、前作で敵機が「ミグ」と呼ばれていることが、戦闘機「Su-57」がモデルといわれている理由です(※後述)。


因みに、「赤い星」の正体は「ロシアの国籍マーク」です。

  • 国籍マークとは?:軍用機など所属する国を識別されるための標章
  • 赤い星の正体は?:旧ソ連時代から使われてきた軍の象徴

以上のことから、敵機の翼に描かれている赤い鳥のシンボルは、戦闘機Su-57のシンボルが由来という説が濃厚といえます。

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敵国の正体は日本ではない「架空の国」

映画『トップガン マーヴェリック』の敵国は、架空の国です。

『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督は、敵国を明確にしない理由について、次のようにコメントされています。

「これはマーヴェリックの物語だから」

つまり、『トップガン』は戦争映画ではないため、敵国の正体は重要ではないということです。

しかし、本作のファンとしては、この”架空の国”のモデルがあるのかどうか、気になるところですよね。気になるという方は一緒に深堀りしていきましょう。

敵国のイメージに近いのは?

『トップガン マーヴェリック』の敵国について公式発表はありませんが、着想を得たかもしれないとされているのは「ロシア」「イラン」です。

1:ロシア

ロシアの伝統的なマトリョーシカのイラスト

トップガンの架空の敵国のイメージに近い国として挙げられるのは、ロシアです。

理由は以下の4点です。

  • 1986年の映画『トップガン』に登場した架空の戦闘機「MiG-28(ミグ28)」:MiGという名前は、ロシア(旧ソビエト連邦)の航空機メーカー「ミコヤン・グレーヴィチ設計局」(Mikoyan-Gurevich)の戦闘機に付けられることが多い。(例:「MiG-29」や「MiG-21」)
  • 『トップガン マーヴェリック』においても、第5世代戦闘機のデザインがロシアの次世代戦闘機Su-57に似ていると話題。
  • 映画『トップガン』が公開された1986年は冷戦時代。:1947年頃~1991年頃に、第二次世界大戦終結後、アメリカ(資本主義)とソ連(社会主義)の間で起こった対立。戦火を伴わないため「冷戦」と呼ばれた。
  • ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦):15ほどの社会主義共和国からなる連邦国家のうちのひとつにロシアがあった。

これらの理由から、『トップガン』の架空の敵国のモデルは「ロシア」という解釈ができます。

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2:イラン

イランの伝統的なパン(ナン)と世界遺産エラム庭園のイラスト

ふたつめの敵国のイメージに近い国として挙げられるのは、イラン。

イランが使用しているのはロシア製の戦闘機です。
1979年のイラン革命前はアメリカから戦闘機を購入していましたが、革命を機にアメリカとの関係が変わり、ロシア製の戦闘機を使用するようになりました。

つまり、「ロシア製のデザインに似た敵機の所有国=イラン」と捉えることも可能なのです。

『トップガン』シリーズの撮影で、実際の敵機「Mig」は使用されたのか?

映画『トップガン』の撮影では、実際の敵機(Mig)は使用されていません。
実際の撮影にはアメリカ海軍の協力によりF-5Eが使用されたといいます。

また、次世代戦闘機「Su-57」の代わりにはアメリカ軍の戦闘機「F/A-18E」「Fスーパーホーネット」などが使用され、CGIも駆使されたといいます。


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まとめ:『トップガン マーヴェリック』敵機・敵国の正体

本記事では、映画『トップガン マーヴェリック』の敵機や敵国について考察しました。

  • 敵機に日の丸(日本国旗)が描かれている理由は?:敵機には赤い鳥のようなシンボルが描かれており、遠目では日の丸に見えるから。
  • 敵国は日本なのか?:敵国は日本ではない、架空の国。
  • 敵国イメージに近い国は?:ロシアとイラン。(公式による発表はなし)

ご参考になりましたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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