映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人(2020)』は、人狼ゲームシリーズの第9作品目となります。
現在出ているシリーズでは最新のシリーズです。
監督は、原作者の川上亮さんです。
これまでのシリーズは「人狼ゲームの参加者」目線のお話でした。今シリーズは初めて「人狼ゲームの管理人」目線のお話だったため、話題を呼びました。
本記事では
- 『人狼ゲーム デスゲームの運営人』の相関図
- 『人狼ゲーム デスゲームの運営人』のキャスト
- 『人狼ゲーム デスゲームの運営人』の感想レビュー(ネタバレ)
についてまとめています。
ご興味のある方はぜひ最後までご覧くださいませ。
【人狼ゲームデスゲームの運営人】相関図
(画像の出典元:人狼ゲーム デスゲームの運営人公式サイト)
【人狼ゲーム デスゲームの運営人】キャスト・役職
小越勇輝、中島健、ウチクリ内倉、花柳のぞみ、坂ノ上茜、桃果、朝倉ふゆな、森山晃帆、星れいら、山之内すず、三山凌輝、森本直輝、黒沢進乃介、福崎那由他
人狼2、予言1、霊媒1、用心棒1、村人4
【人狼ゲームデスゲームの運営人】あらすじ・ストーリー
富裕層による賭博の対象となっている、命がけの人狼ゲーム。その参加者はネットや拉致によって集められていた。運営者として働く正宗は、自分が過去に家庭教師として教えていた女子高生・柚月が参加者に含まれていることに驚愕。彼女を助けるために動き出す。
引用元:『人狼ゲーム デスゲームの運営人』製作委員会
【人狼ゲーム デスゲームの運営人】感想レビュー!ネタバレ有り
※以下ネタバレを含みます。ご注意ください※
良かった点
まずは、キャストの女の子たちが可愛かったです。
ヒロインの夏目柚月(桃果)が画面に映るだけで満足感がありました。
また、佐竹澪(朝倉ふゆな)の存在感が半端なかったです。役者という概念を吹き飛ばす演技力がありました。外見も含め、アニメに出てきそうなキャラクターでした。
末吉萌々香(広瀬すず)も良かったです。普段のキャラクターとは違うオドオド感を見事に演じ切っていました。
運営人側の事情を知れたのは、新しくて良かったです。想像よりずっとラフな雰囲気の運営陣でしたね。
また役職を知っているヒロインが奮闘する展開も、新鮮でした。本戦をそのまま観たいという気持ちも生まれました。やはり人狼ゲームの醍醐味は、心理戦や人間ドラマにあるのでしょう。
“人狼ゲーム運営人全員の関係者が拉致されて参加者にさせられてしまっていた”……という展開は予想していませんでした。不自然だと思っていたシーンの辻褄が合ってスッキリとしました。
ただ「伏線」というより、主人公が腑に落ちないために「運営人側のキャラ設定がおかしい」という目線で観てしまっていたので、最初から裏事情を知っていても「滑稽(?)な笑い」として楽しめたかもしれません。
気になった点
主人公正宗(小越勇輝)の設定・キャラクターに、違和感を覚えてしまいました。
爽やかな雰囲気なのと、反応が初々しくて。とてもこのような仕事に手を染められる人物とは思えません。もう少し病んでいる筈だと思いました。
特に、人狼が人狼を裏切ったシーンで「仲間なのに何故?」と取り乱すシーンは理解に苦しみました。夏目柚月がいる村人側には有利な展開だったからです。
人狼ゲームの運営人が「この子だけは特別」と守ろうとする姿に感情移入できませんでした。もう少し応援できる要素が欲しかったところです。
仮に、この人狼ゲームが“正宗の初戦”だったなら、もう少し説得力があったかなと思いました。或いはヒロインが“家庭教師の教え子”ではなく、“妹”だとか。“恋人”でも良かったと思います。
過去の2人のやり取りの描写は皆無だったため、どのような想い入れがあったのかは謎のままでした。
欲を言えば、ラストに夏目柚月の無実が晴らされるシーンを入れてほしかったです
とても面白かったです。個人的に星4つの作品でした!
【人狼ゲーム デスゲームの運営人】相関図・感想まとめ
今回は人狼ゲーム デスゲームの運営人の相関図・感想レビュー(ネタバレ含む)についてまとめてみました。
『人狼ゲーム デスゲームの運営人』はとても面白い作品でした。
“人狼ゲーム デスゲームの運営人の運営人”はどのような感じなのか、気になるところですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。