『この子は邪悪』純のその後やラストの意味は?考察!ネタバレ有り!

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映画『この子は邪悪』についてです。

主演は南沙良さん。第42回ポルト国際映画祭・ファンタジー部門審査員スペシャルメンションを獲得した作品です。

早速ですが、映画『この子は邪悪』を視聴したので、気になった点を考察していきたいと思います。

気になるところですよね。

早速まとめていきたいと思います。
もし『この子は邪悪』の考察についてご興味のある方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。

以下、ネタバレを含みます。

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【この子は邪悪】ストーリー

かつて一家で交通事故に遭い、心に傷を負った少女・窪花。
心理療法室を営む父・司朗は脚に障害が残り、母・繭子は植物状態に、
妹・月は顔に火傷を負った。
そんな花の元に、自分の母の奇病の原因を探る少年・四井純を訪れる。
やがて花は純と心を通わせていくが、
ある日突然、司朗が5年ぶりに目を覚ました繭子を連れて家に帰って来る。
司朗は“奇跡が起きた”と久々の家族団らんを喜ぶが、
花は“あの人はお母さんじゃない”と違和感を覚える。
その時、街では謎の奇病が広がっていた・・・。

映画『この子は邪悪』│「この子は邪悪」製作委員会

【この子は邪悪】主な登場人物・キャスト

窪花(くぼはな)/南沙良…主人公。心に傷を負った少女。
四井純(よついじゅん)/大西流星…母の奇病の原因を探る高校生。
窪司朗(くぼしろう)/玉木宏…花の父。心理療法士。
窪月(くぼるな)/渡辺さくら…花の妹。顔に火傷を負っている。
窪繭子(くぼまゆこ)/桜井ユキ…花の母。植物状態。

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純のその後は?

出典元:Happinet phantom│「この子は邪悪」製作委員会

純はウサギのままです。

ラストにウサギ2匹並んで家へ帰っていくシーンは「純と母親は元の姿に戻れていない」ことの証明ですね。

原作でも純はウサギのままで終わっています。

しかし、純は苦しんでいるかといえば、そうでもないと思います。
ウサギの魂と身体を交換されたところで、純は複雑な思考を持てなくなっているでしょう。
生物学的にいえば、人間が賢いのは人間の脳があるからです。
捉えられていた他のウサギたちも、落ち着いて見えました。

動物の本能的な部分のみ残っているのではないでしょうか。
ようやく一緒になれた母子で仲良くお部屋を進む様子は、どこか幸せそうにも見えます。

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花が純を心配するそぶりがないのは何故か考察!

ラスト、花が純を心配するそぶりがないのに疑問が残りますよね。
考えられる理由を、2点挙げてみました。

  1. 妹を守るため
  2. 大分月日が経っているから

妹を守るため

月を守るために「犯罪者の娘」「父を刺した(正当防衛といえ)」ということを世間に知られたくないというケースです。

花にとって妹は特別なはずです。

花:「月はわたしが守る!」

見てはいけないものを見てしまった純に、ウサギでいてもらったほうが安心だという深層心理があるのかもしれません。

劇中でも、足元にすり寄ってくる純を花が抱き上げることはありませんでした。
もしかしたら、役者の南沙良さんがウサギが苦手なのかなとも思いましたが(笑)、そうでないなら違和感の残るシーンでした。

純のお婆ちゃんが殺されそうなときに、目を逸らすだけだったのも納得がいきます。

大分月日が経っているから

花が四苦八苦しているシーンがカットされているケースです。

赤ちゃんが生まれてからのシーンではすでに時が流れていますから、現実を受け入れて落ち着いたのかもしれません。

花は父親が生きているとは知りませんから、囚われていたウサギたちを、家に帰してあげるのが最善だと思ったのでしょう。

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ラストの意味を考察!最後の赤ちゃんは?

最後、瀕死の司朗を繭子が抱きしめているときに、お腹の赤ちゃんに催眠をかけていたのです。

  1. 父・司朗が死にそうなとき、催眠ときに使うベルの音が鳴った。
  2. 司朗の走馬灯が逆走した。
  3. 生まれた赤ちゃんが8の字を描いた。
  4. ラスト、最後の赤ちゃんが映ったあとに「この子は邪悪」というテロップが出る。

くどいくらいのアピールでしたね。
個人的には匂わす程度でも良かったような気もします。

ゾっとする点は、家族のためなら何をしてもいい、という正義を掲げていた司朗が、ラストにあっさり家族(我が子)に手をかけたことですね。

月を庇って自殺に見せかけて死のうとしたところでは反省したのかな、と少し見直しましたが、結局は全てエゴだったことが明らかになったシーンです。

司朗:「こんなに愛しているのに」

司朗はそう言いましたが、それは違います。

娘を愛していたのではなく、自分が子どもと離れたくなかっただけ、妻と離れたくなかっただけです。

そして、最後は自分が死にたくなかっただけです。

“邪悪な子”でした。

心理療法士の父は生きていますから、純たちが元の身体にもどる可能性もあると信じたいですね…!

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怖い?気まずいシーンはある?

個人的には、怖いシーンはありました。

ウサギと魂を入れ替えられたあとの、純の様子は怖かったです。
あとは全ホラー作品に言えることですが、大きい音が唐突に鳴る瞬間は怖いです。もし音量を下げて観ていたら怖くないかもしれません。

気まずいシーンははありませんでした。

余談ですが、整形して母の顔は変わったのに、ホクロだけは手書き?で書き足していた理由がよく分かりませんでした。
「整形でとった」とするほうが娘たちにバレるリスクは少ないように思うのですが…。

娘たち可愛かったですね…!
カワイイがあまり、たとえ悪役だったとしても、怖がらず観られそうだな、なんて思いました。

【この子は邪悪】純のその後やラストや最後の赤ちゃんについて考察まとめ

今回は映画『この子は邪悪』について考察してみました。

  • 純のその後…ウサギのまま、母と家へ帰った。
  • 花が純を心配するそぶりがないのは何故か…妹を守るため、心配するシーンが省略されているため
  • ラストの意味…父・司朗と赤ちゃんの魂が入れ替わった。
  • 最後の赤ちゃん…父・司朗

どの子が邪悪なんだろう…という視線で、ハラハラと映画を楽しめました!
良いタイトルだったと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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