【考察/解説】『ルックバック』意味わからん!最後の四コマ・伝えたいこと(映画原作)

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漫画『ルックバック(2021)』は、藤本タツキさんによる長編読み切りです。

作中に散りばめられた幾つかのオマージュやストーリーについて、ネット上で様々な考察がされていますね。

さらに映画化されるということで、再び注目を集めているようです。

ということで本記事でも、

について考察していこうと思います。
ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。

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【ルックバック】原作漫画の作品情報

作品情報

作品名『ルックバック』
発売日‎2021/9/3
出版社集英社
ページ数143ページ
作者名藤本タツキ
(漫画『ルックバック』作品情報)

ストーリー紹介

学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられるが…!?

漫画『ルックバック』│藤本タツキ

主な登場人物

  • 藤野…絵を描いている少女。人物やストーリーが得意。学年新聞の4コマ漫画を担当している。プライドが高め。ひょんなことから漫画家を目指す。
  • 京本…絵を描いている少女。背景が得意。学年新聞の4コマ漫画を担当している。ひきこもり。藤野に憧れている。
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【ルックバック】タイトルの意味は?解説

因みにこのタイトルには仕掛けがあり、

最初のページの右上に書かれた「Don’t」の文字と、ラストページの左側に書かれた「In Anger」と組み合わせると、

Don’t Look Back in Anger

となります。
これはイギリスのロックバンド「オアシス」の楽曲です。
直訳すると「怒って振り返らないで」となります。


さらに調べてみたところ、

作詞家・ノエルはドラッグをしていた最中に歌詞を仕上げたようですよ。
本人からしても「歌詞の意味は分からない」のだといいます。

よって、読み手によってとらえ方が変わるのもひとつの魅力となっています。

※著作権の都合上、歌詞は載せられませんでした。

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【ルックバック】意味わからん!考察

何が起こっていた?どういうこと?

京本の部屋の扉が「パラレルワールド(平行世界)」が繋がっていたということだと思います。

ただ、ふたつの世界を行き来できるのは「4コマのみ」です。

以下、解説です。


世界線の違う2人が干渉しあうとき、必ずそこには「4コマ漫画」の存在がありました。

さらに、未来に干渉する力があるようです。

例えば、最初の4コマについては、藤野が描いた4コマのオチ通りに京本は死んでしまいます。

その後、藤野が4コマ漫画をビリビリにして捨てます。オチの部分が削られて扉を潜り、扉の向こうの京本は生き続けることになりました。

漫画の魔訶不思議な力が作用し、2つのパラレルワールドを繋ぎ合わせたのではないでしょうか。

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最後の4コマの意味は?

最後の4コマ

京本の部屋の扉の下を潜り、別の世界軸へと運ばれます。

オチの1コマ通り、やや解釈は異なりますが「背中(過去)に深い絆を追った藤野」としてその通りの未来を歩んだということになります。

つまり、藤野は無意識にパラレルワールドの京本の命を救い、

さらに守られた京本が、「背中を見て(四コマ漫画のタイトル)」と、無意識にエールを送りました。

そして最後――藤本が振り返ったとき、
そこにあったのはハンガーに吊るされていたハンテンでした。

その背中には「藤野歩」というサインが。
まるで京本の背中が語っているようでした――「藤野、歩け」と。

漫画の最後のページで「Don’t Look Back in Anger(怒って振り返らないで)」となり、
藤野は辛い過去を振り返らず、再び夢に向かうのでした。

結果的に、パラレルワールドの藤野と京本が互いを救い合ったということが分かります。

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【ルックバック】伝えたいこと(なにが言いたいのか)を考察

伝えたいことについて、個人的には、

というふたつのメッセージが感じ取れました。


藤野が夢を追い続けられたのは、自分の背中(努力)を見ていてくれた「京本」の存在があったからです。

また京本も同じでした。

最初、彼女にとって絵は単なる暇潰しでしたが、「藤野」のお陰で過去に意味を見出します。
外へも出られました。

ふたりは互いの存在があったからこそ、前へ進めたのです。

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【ルックバック】意味わからん!最後の四コマ・伝えたいことについて考察・解説まとめ

今回は原作漫画『ルックバック』について「どういう意味か」「伝えたいこと」などについてまとめてみました。

  • 「ルックバック(タイトル)」はどういう意味……「振り返る」「回想する」
  • なにが起きていたのか……京本の扉越しに、ふたつの異世界がリンクしていた。
  • 伝えたいこと……「誰かがあなたの背中を見ている」「自分の過去を責めないで」

という結果となりました。
いち個人の考察となりますが、ご参考になりましたら幸いです。

つくづく、人間は精神的な悩みが多い生き物だと思わされます。

悲しみと希望が混じり合う、なんとも心地よい読後感でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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