【原作クラッシャーアニメ7選】漫画とアニメの違いは?原作者と視聴者の反応!

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「原作クラッシャーのアニメ作品」についてです。

先日、原作者の希望が制作サイドに反映されないケースがあると知り、衝撃を受けました。

筆者は映像化された作品を観るときに、原作の結末を調べないと落ち着きません。
「本当はどうなんだろう…?」という気持ちでつい調べてしまいます。それくらいに「原作」と「映像化された作品」は違う展開であることが当然のような認識になっています。

原作こそ真の物語といえます。
原作なくしてアニメは生まれないからです。

ということで、本記事ではアニメ公開前から原作を愛していたファンたちの声(ネット上の声)を参考に、

について調べてみたいと思います。
もしご興味あるという方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。

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原作クラッシャーアニメ7選

ゲド戦記

出典元:STUDIO GHIBLI

■1968年から2001年にかけてアメリカで出版されたファンタジー小説
■原作者…アーシュラ・K・ル=グウィンさん

原作者はジブリからオファーを受けていたが断っていた。隣のトトロを観て宮崎駿さんのファンになり、映像化を頼んだ。
が、実際の監督は息子の宮崎吾朗さんとなった。

小説とアニメの違い(原作クラッシャーと言われる理由)

  • 序盤、主人公アレンが父親殺しになる。(原作では普通に父から剣を授かる)
  • アレンとテルーが同年代(原作では10歳ほど年の差がある)
  • 「影」の描写が違う。
  • 登場人物の気性・過去・運命が違う
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原作者の反応

大部分は美しかったです。ずいぶんとカットされた部分はありました。これは急ごしらえのアニメです。「トトロ」にあるようなきめ細かさ、「千と千尋の神隠し」の持つ強烈で目映く手の込んだ造形はありませんでした。比喩的な表現の効果はありましたが、月並みな部分も多々ありました。

大部分は刺激的でした。その刺激は、暴力によって保たれたもので、原作の精神にひどく反するものとなっています。

思うに、大半は、支離滅裂でした。そう感じたのは、私が映画に自分の作品を見出し、筋を追おうとしていたからなのでしょう。なのに観ていたのは、私の本に出てくる人々と同じ名前でありながら、気性も、過去も、運命も異なった混乱した役柄による、全く違う話だったのです。

言うまでもなく、映画は、小説を正確になぞらなくともよいのです。別の芸術であり、その表現形式は全く違います。大きな変更があってよいのです。
しかし、40年に渡り出版されてきた本と同じタイトルで、それに基づいて映画化したとされるからには、登場人物や全体的な話の流れがある程度は変わらないと思うのは、当然のことでしょう。

アメリカと日本の映画製作者にとっては、この物語は、名前やいくつかの着想を掘り起こすためのただの元ネタでしかなく、彼らはそれを、文脈とは関係なく細切れにし、全く異なる筋の話に置き換え、一貫性のないものにしてしまいました。原作だけでなく、その読者に対しても何と失礼なことか、驚くばかりです。

引用元:Gwaihir「ジブリ版に対する原作者の考え」
視聴者の反応

「オファーの経緯含め、許せない」「つまらない物語だと思われてしまった」など。

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海のトリトン

出典元:アニメ『海のトリトン』

■1969年~1971年まで新聞漫画で連載していた人気作品
■原作者…手塚治虫さん

虫プロダクション経営悪化時、西崎氏にアニメに関する諸権利を取られ、原作者は涙した。

漫画とアニメの違い(原作クラッシャーと言われる理由)

  • ラスト、主人公と敵の善悪がひっくりかえった。(原作では主人公トリトンが善)
  • 伏線のない強引なラスト。(1年の予定が半年で打ち切られたため)

原作者の反応

単行本で「テレビまんがのトリトンは自分のつくったものではない」とコメント。
手塚治虫漫画全集で「自分は原作者の立場でしかない」とコメント。

コメントの背景

そんな3月末のことであった。 2階で作業をしていたところへ3階から手塚先生が降りてきて「もう私のものが作れなくなってしまいました」というのであった。
 涙ぐんでいて、話の内容がよくつかめず、「海のトリトン」がスタッフルームですべて、制作することになり、手塚プロで制作できなくなったというような内容だと受け取った。

 手塚先生を慰めようと、当時個人で企画していた、エンゼルの丘や、キャプテKEN等があったので、 「いいじゃないですか、こっちの企画を進めて、頑張りましょう」と言ったが、 そうじゃないんです、私の今まですべての版権を、西崎に取られてしまったのだ、と言うのであった。 そして悔し泣きに、血の涙を流していた。

 島方社長に話を聞いた。手塚先生と西崎弘文との契約書がありそれに手塚先生の記名と捺印があって 今までの手塚治虫のキャラクターは、すべて西崎広文個人の物になってしまった。

 だから今後手塚原作の作品を作っても、利益は、西崎個人に入ってしまうので、作れないというのであった。

 裁判になったが、契約書があるので敗訴した。そして手塚治虫は一切そのことを語るのをやめた。

引用元:真佐美 ジュンブログ昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」

視聴者の反応

「トラウマ」「子供向けではない」「最後がひどい」など。
「原作とアニメどちらも好き」という声もある。

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仙界伝封神演義

■1996年~2000年まで集英社『週刊少年ジャンプ』にて連載していた人気作品。
■原作者…藤崎竜さん

1999年にアニメ化されたのち、2018年に再アニメ化されている。

原作とアニメの違い(原作クラッシャーと言われる理由)

旧作『仙界伝 封神演義』
  • 原作が未完のままアニメ化されたので、途中からオリジナル作品となった。(不評)
新作『覇穹 封神演義』
  • エピソードが飛んでいて支離滅裂。(ダイジェスト版を観ているかのよう)

読者の反応

「仙界伝封神演義はアニメ化されていない」と言う読者が多数。

旧作『仙界伝 封神演義』は原作が未完だったから仕方ない、
新作『覇穹 封神演義』は尺の関係で仕方ない、という声もある。

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SAMURAI DEEPER KYO

出典元:アニメ『SAMURAI DEEPER KYO』

■1999年~2006年まで講談社『週刊少年マガジン』で連載されていた人気作品
■原作者…上条明峰さん

漫画とアニメの違い(原作クラッシャーと言われる理由)

  • ほぼオリジナル作品。原作通りの話はない。
  • 敵が人ではなく妖剣になる。
  • アニメオリジナルキャラクターが世界観にあっていない。(ナース服まで出てくる)
  • 声優陣は豪華だが、キャラクタイメージと合ってない。(特にほたる)※ほたるは人気投票で1位の人気キャラ。
  • 最終回がひどい。(最終回に東京タワーが出てきて、信長の腹に突き刺さる。※ネタにされる)

原作者の反応

読者からアニメについて聞かれ、「私は関与していない」と答える。

視聴者の反応

「原作通りに再アニメ化してほしい」の声多数。

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ハーメルンのバイオリン弾き

出典元:アニメ『ハーメルンのバイオリン弾き』

■1991年~2001年までエニックス『月刊少年ガンガン』で連載された人気作品。
■原作者…渡辺道明さん

漫画とアニメの違い(原作クラッシャーと言われる理由)

  • ギャグアニメが、鬱アニメとなる。
  • シリアスのみ。
  • もはや完全オリジナル作品。(残ったのは登場人物と基本設定のみ)

原作者の反応

正直いいますと、私も見てみたいです。前になりましたTV版のハーメルンはわけあって原作とはぜんぜん違うシリアスなものになりましたし、(思い起こせば、他の時空に存在するアベンジャーズシリーズのマルチバースみたいでしたね。)自分の作品通りに作られたハーメルたちがみたいです。映画版の原作に沿ったバージョンは嬉しかったなー。ソフト不足でいろいろ掘り探しているのなら、ならないかな?「出版社とケンカしたからダメなんじゃね?」とかいう方がいますけど、別にそんな事はありませんよ。ハーメルのバイオリンで泣き泣き戦うフルートや、ピアノに潰れるライエル、サイザーなんて大鎌振って大空を飛び交ったらカッコいいだろうなーなんて、夢見ている今日この頃でした。ではまたまた、ミッチーでした。

引用元:@niftyココログ 道明blog

視聴者の反応

視聴者たちの間で「紙芝居アニメ」と言われる(止め絵の演出が多様されていたため)。
ギャグ要素が排除されていることに嘆く。

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ぼくらの

出典元:アニメ『ぼくらの』

■2004年~2009年まで小学館『月刊IKKI』で連載されていた人気作品。
■原作者…鬼頭莫宏さん

漫画とアニメの違い(原作クラッシャーと言われる理由)

  • その設定変える必要ある?という部分が変わってる。(父の職業、母の設定)
  • カナが生き残る。(原作では死亡)

読者の反応

監督がブログにて「原作が嫌い」「原作ファンはアニメ版を見ないでほしい(改変しているから)」と綴っており、ファンが激怒。

のちにブログにて監督が謝罪した。

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魔人探偵脳噛ネウロ

出典元:アニメ『仙界伝封神演義』

■2005年~2009年まで『週刊少年ジャンプ』連載された人気作品。
■原作者…松井優征さん

漫画とアニメの違い(原作クラッシャーと言われる理由)

  • 絵柄が違う。(とくに弥子)
  • オリジナル展開が多すぎるうえにつまらない。
  • 原作ではXと弥子に接点はないが、アニメでは異母姉妹設定。
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原作者の反応

アニメスタッフは原作者の意見を聞いてくれなかった、という噂がある。
※ソースは削除済み。

視聴者の反応

2006年、原作ファンによる「ネウロアニメを改善したい」という窓口サイトが開設された。
署名活動(444通)の結果、サイト主が中谷敏夫プロデュ-サが電話で話を聞くことに成功した。

「原作との違いについて」についてプロデューサーからの回答

アニメでは限られた時間(今回は2クール)でテーマを出さねばならず、その場合(ネウロに限らず)話の入れ替え・オリジナルは必然である。
原作が終了している漫画とは異なり、主人公やヒロインが今後どうなるか現時点では不明なので、アニメはアニメで一つの完結を作ることが特に必要と考えている。
テレビアニメは公共の電波に乗るものなので、原作どおりを望むファンに対してのみ作成している訳ではない。
それを望む場合、OVA製作会社に依頼したほうが現実的である。
今回アニメ製作サイドはあえてこのように製作している事は認識していただきたい。

引用元:ネウロアニメを改善したい!!!脚本改善署名運動
「今回の意見をどう受け止めたか」についてプロデューサーからの回答

貴重な意見であり、真摯に受け止めた。どこが問題なのかと全体的に拝見している。
現場でも「やはりそうか」「誤解を受けている」等意見のやり取りをしている。

引用元:ネウロアニメを改善したい!!!脚本改善署名運動
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原作クラッシャーのアニメについてまとめ

今回は原作クラッシャーのアニメについてまとめてみました。

  1. ゲド戦記
  2. 海のトリトン
  3. SAMURAI DEEPER KYO
  4. 仙界伝封神演義
  5. ハーメルンのバイオリン弾き
  6. ぼくらの
  7. 魔人探偵脳噛ネウロ

本記事でご紹介する作品のなかには「普通にこのアニメ面白かったよ」という作品も含まれているかもしれません。

ただ、これらの作品に「原作クラッシャー」という声が多いのは事実です。

作品は原作者にとって子供のようなものです。原作者と読者が望むことは「オリジナリティー」ではなく、イメージ通りに再現されることなのでしょう。

原作者さんはもう懲り懲りかもしれませんが、いちファンとして、忠実に再アニメ化したら良いのにと願ってしまいます。
このままでは、作品が浮かばれないように思います。

ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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