かがみの孤城│伝えたいことは?作者は死亡したの?

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映画『かがみの孤城』についてです。

原作者は小説家・辻村深月(つじむらみづき)さんです。

本記事では、

について考察しご紹介しています。

もしご興味のある方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。

【かがみの孤城】ストーリー

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。

ある日突然部屋の鏡が光り出し、

吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。

さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、

「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。

期限は約1年間。

戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。

互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。

そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――

果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?

それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?

全ての謎が明らかになるとき、

想像を超える奇跡が待ち受ける――

映画『かがみの孤城』公式サイト│「かがみの孤城」製作委員会
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【かがみの孤城】不登校に悩んでいる10代へ伝えたいこと

学生時代は視野が狭くなりがちです。
学校へ通っていた多くの人は、そのことに共感できるのではないでしょうか。

特に中学生というのは最も閉塞感がある時期だと思います。
3学年という狭い年齢層のなか、制服に身を包み、校則に縛られるのです。

世界は「学校」と「自宅」の2つで成り立っている――そう感じる子どもの割合は多いと思います。
少なくとも、筆者はそうでした。

伝えたいこと1:選択肢は沢山ある

「たかが学校」

本作には不登校の生徒が6人出てきます。学校に行けない理由は人それぞれです。
そしてそれぞれ様々な選択肢をとります。

  • こころ…いじめっ子とクラスを替えてもらい、通う。
  • アキ…留年
  • ふうか…ピアノの道へ進む
  • ウレシノ…留学
  • マサムネ…私立中学校へ転校
  • スバル…進学

最悪、「学校なんて行かなくてもいい」のです。

ネットが普及した時代、通信制の学校もあります。学校に通わなくても必要なことを学べる環境、選択肢はいくらでもあります。


  • オオカミ様…病死

病気で通えないオオカミ様(リオンの姉)が登場することによって「選択肢がある喜び」というメッセージが暗に込められているような気がします。

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伝えたいこと2:周囲の大人を頼っていい

「1人じゃない」

子どもと大人には「大人は完璧」「別の生き物」「気持ちを分かってくれない」など様々な壁が隔たりがあるように思います。
「大人は完璧じゃない」と分かったときの子どもの絶望感は計り知れず、心の扉を閉じてしまいます。

しかしフリースクールの北島先生の対応により、「分かってくれる大人もいる」ことをココロたちは学びます。

分かってくれる大人に出会うことで、親の考えも代り、歯車が回りだしました。

親に対して諦めの感情を抱いていた子も、前を向けそうです。

同じ悩み、苦しさを抱えていきていた7人の世代はバラバラでした。

世代は関係ない、きっとあなたの苦しみを理解してくれる人はどこかにいる……そんなメッセージが込められていると思います。

伝えたいこと3:希望を持ってほしい

「大丈夫だよ」

「私のように学校に行っていない子はみんな、鏡の城でオオカミ様と時を過ごしていたのかも。そのことが表立って明らかにならないのは、願いを叶えて記憶を失ってしまったから」

映画『かがみの孤城』│「かがみの孤城」製作委員会

創作ですから、実際にそんなことはあり得ないと分かります。
ですが実際に悩んでいる子にとって、そう言った心のよりどころは大きいと思います。

例えば、社会人でいう「仕事が上手くいくジンクス」「お守りを持って出かける」などがそれに近いでしょうか。

自分に「大丈夫だよ」と言い聞かせ、希望を持てることは、心身に良い効果をもたらしてくれます。

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本記事では、映画『かがみの孤城』について考察しています。「スバルが学校行けない理由」「スバルのその後」「伏線」「他のメン…

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【かがみの孤城】不登校に悩んでいる子の親へ

伝えたいこと1:選択肢は沢山ある・頼っていい

子どもたちへのメッセージ同様、子どもたちが不登校になったときに「選択肢は沢山ある」「頼っていい」ということを伝えてくれています。

親も完璧ではありません。

何故なら、劇中では子どもだけでなく、親たちも涙を流したり頭を抱えたり、苦しんでいました。

そんななか、北島先生のかける言葉や態度は参考になります。

大人だって、フリースクールなど周りの大人を頼っていいのです。
子どもの教育について、視野を広げていいのです。

伝えたいこと2:話を聞いてあげてほしい

「私、話したかったんだ」

劇中では、無能な担任教師が描写されています。
何故なら担任が「良い子」だと説明する真田さんは、裏では教師を小ばかにしたり、こころを虐めたりしているからです。

真実は、当人に話を聞いてみないと分かりません。

その場をやり過ごそうとする担任を前に、毅然として我が子を守ろうとするこころの親はとても恰好よく見えました。


現実でも、遺族が、自死を迎えた子の背景をあとから知るニュースがあとを絶ちません。こんなに悲しく無念なことはないですね。

例えば「家に居場所がない子は、外部でのコミュニケーションの取り方が分からなくなる」といいますが、「アキ」「スバル」などはその典型だと思います。

子どもの話に耳を傾けることの重要性を伝えてくれています。

子どもは誰かに話しを聞いてほしいのです。

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【かがみの孤城】作者は死亡したの?

結論から申し上げますと、作者は死亡していません。

なぜ「作者死亡」の噂が立ったのかというと、劇中のエピローグのラストで献辞が贈られたからだと思います。

中村 隆さん

あなたの人柄、あなたの描く背景美術が大好きでした。
たくさんのすてきなシーンをありがとうございました。

原 恵一

出典元:映画『かがみの孤城』│「かがみの孤城」製作委員会

キャスト

中村隆(なかむらたかし)さんは、美術監督です。
『かがみの孤城』のほか『クレヨンしんちゃんシリーズ』など様々な作品に携わっていました。2021年6月29日にご逝去されました。

原恵一(はらけいいち)さんはアニメ監督です。
とある取材にて、原恵一さんにとって中村隆さんは「アニメーションの世界で一番古い仲間で、一番頼りにしていた人」と語っています。

原作者は辻村深月(つじむらみづき)さんです。
『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞し、2004年にデビューしています。

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【かがみの孤城】伝えたいことまとめ

今回は映画『かがみの孤城』についてまとめてみました。

  • 伝えたいこと…「選択肢は沢山ある」「1人じゃない」「頼っていい」「話を聞いてあげてほしい」など
  • 作者は死亡したのか…死亡していない

などという結果となりました。

ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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