考察│アーヤと魔女は途中で終わった?原作との違いや最後やその後は?感想

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ジブリ映画『アーヤと魔女』についてです。

原作者はイギリスのダイアナ・ウィン・ジョーンズさんで、映画『ハウルの動く城』の原作者でもあります。
1999年には英国幻想文学大賞カール・エドワード・ワグナー賞、2007年には世界幻想文学大賞生涯功労賞など栄誉ある賞を獲得しています。

さて、ジブリ原作2作目となる『アーヤと魔女』ですが、最後のシーンについて疑問が浮かび上がります。
最後のシーンが、まるで「途中で終わった」ような印象を受けます。
気になるところですよね。

ということで本記事では、

などについてまとめていきたいと思います。
もしジブリ映画『アーヤの魔女』について気になる方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。

まだ本作をご覧になっていない方は、ネタバレにご注意ください。

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アーヤと魔女の原作者のプロフィール

名前:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
誕生日:1934年8月16日
出身地:イギリスロンドン

1956年、ダイアナさんは文学者のジョン・アンソニー・バロウさんと結婚し、3人の息子さんがいます。

代表作に『ハウルの動く城』大魔法使いクレストマンシー『デイルマーク王国史』などのシリーズがあります。

原作者・ダイアナさんはジブリの大ファンとのことです。

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アーヤと魔女は途中で終わった?なぜ?「よくわからない」

出典元:映画『アーヤと魔女』│(c)STUDIO GHIBLI

何故なら、『アーヤと魔女』の原稿が書きかけ(未完)のまま、原作者が亡くなっているからでです。

死没:2011年3月26日(76歳没)

2009年初夏、ダイアナさんは肺がんと診断されました。
7月に手術が成功し、その後化学療法などの闘病生活を送りました。
2011年3月26日に逝去されました。


『アーヤと魔女(EARWIG AND THE WITCH)』は、後で手を入れようと置いておいた原稿だったようです(だいぶ前に執筆されていた)。

ダイアナさんが『これはそのまま出版してもいい』と言い残されたことにより、未完のまま出版されました。

これらの理由によって「途中で終わった」ような印象を与えています。

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原作との違いは?

原作との大きな違いは以下2点です。

  1. ロックバンドの要素
  2. 最後のシーン

原作との違い1:ロックバンド

出典元:映画『アーヤと魔女』│(c)STUDIO GHIBLI
  • アーヤの母…ボーカル
  • ベラ・ヤーガ…ドラム
  • マンドレーク…エレクトーン

因みに原題『EARWIG AND THE WITCH』を直訳すると「ハサミムシと魔女」となります。

映画版では『EARWIG』はロックバンドの名前となっています。
よく観るとロゴの『W』がハサミムシの形になっていて、アーヤの髪型とよく似ていることが分かりますね。

「アーヤ(アヤツル)」は、ジブリ映画でのオリジナルネームとなります。

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ロックを取り入れた理由は?

因みにロックを取り入れた理由については、宮崎吾朗監督が以下のように語っています。

「舞台は、1990年代のイギリスというところからスタートしたんです。まだスマホや携帯電話がない時代にしようと。アーヤが魔女の家に閉じ込められるという設定なので、スマホを持っていたら外に連絡しちゃうじゃないですか。そういうことがない時代と考えると1990年代頭ぐらいで、アーヤが生まれたのが1980年代。そうするとお母さんたちの若かりし頃は、イギリスのロックが華やかだった1970年代なので、バンドをやっていたという人間関係がいいかもしれないと。音楽を担当してくれた武部聡志さんも以前『高校生の頃はプログレ(プログレッシブ・ロック)を結構聴いていた』とおっしゃっていたので、その合致もありました。僕自身がキャラクターが主体的な形で音楽をやっているというのを作品の中でやってみたかったというのもありますね」

引用元:MANTANWEB

個人的に、ロックバンドのシーンはとてもいい味を出していました!
映画化にあたって、音楽は重要ですね。

ロックバンドを取り入れた理由は、

宮崎吾朗監督が「キャラクターが主体的に音楽をやっている作品をやってみたかった」こと、
原作ストーリーや時代背景を考察された上で、「ロックバンド」が採用されたからです。

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原作との違い2:最後のシーン

出典元:映画『アーヤと魔女』│(c)STUDIO GHIBLI
  • 原作の最後…家に遊びにこないカスタードをどうやって招くか考える。
  • 映画の最後…アーヤの家に、カスタードとアーヤの母親が訪れる。

ロックバンドと最後のシーンは違いましたが、物語の大筋に大差はないようです。
無暗に変更せず、敢えてそのまま幕を閉じたこと、原作へのリスペクトが感じられました。

アーヤが母親に会えないままだったら気になって仕方ないので、視聴者にとって優しい終わり方のように思います。

「再会できた」という事実を確認することができます。

最後のシーンの大きな違いは、

『アーヤと魔女』原作では、アーヤはまだ母親と再会できていないのに、映画版では再会できたということです。

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続編『アーヤと魔女2』の可能性は?

出典元:映画『アーヤと魔女』│(c)STUDIO GHIBLI

現段階では未発表です。
が、続編『アーヤと魔女2』が出る可能性はあると思います。

何故なら、原作者が体調を崩したため執筆できなくなった物語『カルデアの島々』は、事実、妹のアーシュラ・ジョーンズさんによって2014年に完成させられている例があるからです。

原作者は亡くなっています。しかしこの先、「神様(作者)のバトンタッチ」という形で続きが描かれる可能性は十分にありえそうですね。 

映画『アーヤと魔女』は、作品として完結しているとはいいづらく(伏線が未回収のため)、続編があるとするなら納得できます。

よくわからないままだったので、魔法使いたちの過去が気になります!

『アーヤと魔女2』(続編)は、可能性としてはありえそうです。

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その後はどうなったのか考察

出典元:映画『アーヤと魔女』│(c)STUDIO GHIBLI

『アーヤと魔女』という物語は、主人公であるアーヤがある環境にうまく取り入って安定したところで、また新たな環境に放り込まれるというパターンとのこと。

原作のアーヤの名前「EARWIG」には「ハサミムシ」の他「取り入る」という意味もあるそうです。

母親から与えられた「アヤツル」という名前の通り、アーヤが次々と人々を操つり、居心地の良い環境を整えていくシーンが醍醐味になるでしょう。

例えば、冒頭に「12人の魔女に追われている」と母親は言っていましたが、その12人の魔女はまだ登場していません。
アーヤがうまいこと魔女たちに取り入って母親を助けるのでしょうね。

他には「黒猫がカスタードに似ていて名前を間違える」場面がありますね。
新しい環境に移るたびに、アーヤはぴったりな相棒を手に入れるのではないでしょうか。

最後には、ロックバンド『EARWIG』が復活して大演奏!となりそうです。
明るい未来の予感しかしません。

「アヤツル(操る)」という名前は、
「トリイル(取り入る)」からきていそうですね。

気になるブログ

本記事ではジブリ映画『魔女の宅急便』の原作との違いについてです。「映画は原作の何巻まで?」「原作との違い・なぜそうなった…

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感想(レビュー)│アーヤと魔女

やはり「途中で終わった」「最後はよくわからない」

「これからさらに面白くなるところで、途中で終わった」という印象です。

個人的には、ラストはやや急ぎ足に感じられました。
第一章が終わったという印象です。

あのまま2時間ほど放映されていても、時の流れに気づかなかったと思います。
面白くてあっという間の1時間22分でした。

アーヤの適応能力がすごい!

出典元:映画『アーヤと魔女』│(c)STUDIO GHIBLI

最初はワガママな女の子なのかなと思いましたが、
過酷な状況のなかで、アーヤがめげずに明るく前向きでかわいい!

筆者は社会人なので、
ついついアーヤを新社会人、魔女ベラ・ヤーガをイジワルな上司と重ね合わせて見てしまいました。

アーヤの怒らせることを恐れずに果敢に挑んでいくところ、ベラ・ヤーガに手を生やして笑いをこらえる明るさなど、とても真似できません。

アーヤはどの職場でも、頼もしく切り開いていきそう!
楽しい環境にしてしまいそうです。

魔法を学びたくて仕方ない感じも良いですね。
大人になると、自ら動かないと学ぶ機会は中々ないです。
年を重ねることに、学べることの有難さも知るように思います。積極的な姿勢でいたいものです。

色々と考えさせられる良作でした。

気になるブログ

本記事はジブリ映画『アーヤと魔女』が「ひどい」「爆死」と言われる理由と要因について(CG化の理由、意味不明、声優など)、…

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アーヤと魔女は途中で終わった?原作との違いやその後は?について考察まとめ

今回は、ジブリ映画『アーヤと魔女』についての考察や感想レビューについてまとめてみました。

  • 途中で終わった?…途中で終わった。(作者が亡くなり、未完のため)
  • 原作は?…『EARWIG AND THE WITCH(ハサミムシと魔女)』
  • 原作との違いは?…原作にはロックバンドの設定がない、最後が違う。
  • その後はどうなったのか考察…カスタードの訪問と母親との再会により、新たな環境となり試練が立ちはだかるが、うまく取り入る可能性が高い。

という結果となりました。

心が躍る素敵な作品でした。

ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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