映画『変な家』最後の意味は?原作との違い!考察・感想レビュー(ネタバレ注意)

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映画『変な家』についてです。

本作は、人気ホラー作家・雨穴さんのデビュー作『変な家』が映画化した作品です。
主演は演技力に定評のある俳優・間宮祥太朗さん、監督は『エイプリルフールズ』『ミックス』などで知られる石川淳一さんです。

本記事では、

  1. 最後の意味について考察
  2. 映画と原作との違い
  3. 感想レビュー

についてまとめています。
もしご興味のある方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。

以下、ネタバレを含みます。

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【変な家/映画】ストーリー

“雨男”の名前で活動する、オカルト専門の動画クリエイター・雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーから、引越し予定の一軒家の間取りが“変”だと相談を受ける。そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原さんはある恐ろしい仮説を導き出す…。

そんな矢先、ある死体遺棄事件が世間を騒がせる。その現場は、なんとあの【変な家】のすぐ傍だった。事件と家との関連性を疑った雨宮は、一連の疑惑を動画にして投稿することに。すると、動画を見た「宮江柚季」なる人物(川栄李奈)から、この家に心当たりがあるという連絡が入る。

柚季と合流したことで、さらに浮上する数々の謎。そして新たな間取り図。やがて二人は、事件の深部へと誘われていく―。
紐解かれていく間取りの謎の先に、浮かび上がる衝撃の真実とは―。

映画『変な家』│「変な家」制作委員会

【変な家/映画】主な登場人物/キャスト

雨男(雨宮)/間宮祥太朗…主人公。オカルト系YouTuber。
栗原/佐藤二朗…雨宮の協力者。ミステリー愛好家。設計士。
柚季/川栄李奈…ヒロイン。姉を探している。
片淵綾乃/瀧本美織…柚季の姉。失踪して行方不明。
永田成哉/永田成哉…綾乃の夫。
松岡喜江/斉藤由貴…柚季の母。
片淵重治/石坂浩二…片淵家の当主。
森垣清次/高嶋政伸…重治の親戚。

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【変な家/映画】最後の意味について考察(ネタバレ注意)

最後に、柚季の姉・綾乃と母・喜江が

姉:「来年は、左手供養だね」
母:「お母さんに任せて」

という内容の会話がありましたね。
そしてチラリと母が炊き出しの方に目をやっています。

最後の意味について、以下のことが分かります。

姉は片淵家によって洗脳済みだったのです。

来年に左手供養を控えている子供がいることも明らかになっています。
どこかに閉じ込められているということになります。変な家(分家)が、別にあるのかもしれません。

さらに母がホームレス相手に炊き出しボランティアしていたのは「左手供養」のためだったのです。

ホームレスであれば、突然行方不明になっても騒ぎにならないからです。

姉夫婦が2回目の「左手供養」のための遺体を用意できなかったときに、なぜか本家に送られていましたよね。
その左手はホームレスのものだったのです。

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【変な家/映画】原作との違い

雨男(雨穴)さんの職業が違います。
原作ではライター、映画ではYouTuberです。

インパクトのあった左手供養のお面ですが、原作には出てきません。映画オリジナルです。

原作では殺さなければならない理由として「相続争いで我が子に継がせたい女のたくらみ」が発端でした。そのため殺す相手として「片岡分家の血を引く者」という制限があります。

映画では相続争いについては丸々カットされているので「呪い」の意味合いが強くなっています。(原作では、左手がなかったのは近親婚によるもの)。

映画では殺す相手は誰でもかまいません。

原作では主に間取りと会話で推理を進めていく感じですが、映画では実際に「変な家」に足を踏み入れたり危害を加えられたりします。臨場感があって良かったと思います。

大まかな流れとしては変わらないと思います。上手にまとめていた印象です。

SNS上の評価もよく、
視聴者を裏切らない作品だったと思います。

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本記事では、小説『変な家』について考察しています。「実話なのか/黒幕(重治・喜江)/最後の窓の意味/バラバラ遺体は誰のも…

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【変な家/映画】感想レビュー

公開初日に、映画観で『変な家』観てきました!
駅まで行って財布ないことに気がついて、前売り券だったので必死で走って…久々に運動できました(汗)。

なんとかコマ―シャル中だったのでセーフです。端の席をキープしておいて良かった…。

予想よりもホラー映画でした。ちゃんと怖かったです。
丁寧に作りこまれたホラーという印象です。

筆者は1人映画だったので、初日のお陰で観客多めで心強かったです。(思ったよりホラー映画だったので…)

大きい音で観客たちが結構ビクッとなっているのが微笑ましかったりしました(笑)。

一番怖かったのは爪でキー、カリカリする音です。

原作では仏壇の部屋にある隠し部屋についての内装?について記載がなかったので、映画で知れたようで嬉しくなりました。

左手供養の狂気が潜んだ仏間?の演出は凄いと思いました。

ツッコミどころは多少ありました。

例えば、既に売りに出されている物件の部屋が傷だらけだったり赤い沁みがついたままだったりしたところです。家具もそのままのようでした。

俳優さんたちの演技も良かったです!

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【変な家/映画】最後の意味や原作との違いについて考察&感想レビューまとめ

今回は映画『変な家』についてまとめてみました。

  • 最後の意味…姉は既に洗脳されている、母は炊き出しのボランティアをしながら左手供養のための左手を用意していた。
  • 原作との違い…雨男(雨穴)の職業、片淵家の相続争い、左手供養のルール、推理の進め方など。
  • 感想レビュー…思っていたよりホラー映画だった。満足できた。

という結果になりました。

ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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